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坂本龍馬と自公政治
読んで政治家になりたいと考えるようになったという。
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どこが感動したかというと
「名もなき志士が、誰に頼まれたわけでもないのに次々脱藩して自分の死にどころを見つけていく。無垢な公の精神に感動を覚えた」
そうだ。
大蔵省に入ったのも、政治家になるためだという。
ふーん、と思う。
司馬さんの「竜馬がゆく」は若者に大変影響を与えた本の一つではないだろうか。
武田鉄矢がそれを読んで、高知にあこがれ高知大学を受験し、バンドにも「海援隊」と名づけたエピソードは大変有名である。
彼はそののち漫画「おーい、竜馬」の原作者にもなった。
当ブロガーの「竜馬がゆく」体験は大変おそく、ついこのあいだであるからして二人のような影響は受けなかった。
たしかに龍馬はあの時代からいうと「抜けていた男」であった。
彼はそれまでの幕藩体制に拘泥しない、近代資本主義の政治センスをもてる境遇に育った。
そこに彼自身のキャラクターがくわわって、
好奇心旺盛、行動力、構想力、調整力をもつ明治維新での革命的役割をはたせたといえる。
また、同時代人の西郷隆盛や大久保利通などとはちがって、30歳で暗殺されたことも「明の部分」を際立たせたことは疑いないと思う。
そういった意味でもヒーローなのだが、間違えてならないのは彼は変革の側にたっていた人物であって、けっして体制側の人物ではなかったということだ。
いまは、ある意味で幕藩体制末期の時代とよく似ていると思う。
安保体制+大企業優遇という自民党政治が長期につづき、さまざまなところで矛盾が噴出している。
参議院選挙で変革の胎動は始まったが、自民党政治を根本的に変えることなしに、時代は前にすすまないところまで来ている。
幕藩体制=自公政治を打倒する立場にたつかどうかがカギだ。
幕藩体制を糊塗する者は、けっして坂本龍馬を引きつぐことにはならないだろう。
☆きょうも読んでくれてありがとうm(__)m
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