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土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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宮本顕治さん、サヨナラ(^^)/

きのう宮本顕治さんがなくなった。元日本共産党議長である。ご冥福を祈りたい。当ブロガーに

とって宮本顕治さんは、こうしてネットに書き込むようになったきっかけとなった人でもあり、感慨も深いものがある。

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そのいきさつについては、

土佐高知とJCP-W

土佐高知とJCPW(つづき)

を読んでいただくとして、毛沢東との対決について振返ってみたい。

文化大革命当時に、毛沢東が支配していた中国共産党は「文化大革命に反対する4つの敵」論を打ち出した。
第一はアメリカ帝国主義、第二はソ連修正主義、第三は日共修正主義、第四が反動派とされ、毛沢東が1966年7月の談話でのべたとされる。

まあ、このときの中国共産党の日本共産党に対する攻撃はすごいものがあった。
口汚く攻撃することは日常茶飯事。日本内部に毛沢東思想による干渉集団をつくろうとして、「北京放送」などで日本共産党中央委員会にたいする「造反有理」(むほん)を呼びかけた。
それに乗っかって山口県委員会の一部は、県委員会を分裂させた。

このほかにも国民運動や貿易関係などにも「4つの敵」論の承認をもとめるなど、内政干渉を行なってきたが、当時の日本の雰囲気は、政界、文化人、知識人もふくめて文化大革命を無条件に礼賛する傾向が強く、すすんで受け入れたのである。

日本共産党は毛沢東の支配する文革時の中国共産党の標的とされたのである。

なぜ、攻撃されたのか。

そのルーツは、1966年3月、上海での毛沢東と宮本顕治さんを団長とする日本共産党代表団の会談にあった。
小島優「日中両党会談始末記」から、そのときの様子をみよう。

日本共産党は、激しくなるアメリカのベトナム攻撃にたいして、共同して反対する国際的な統一戦線をつくろうと、ベトナム、中国、北朝鮮に代表団をおくった。
当時、中国共産党とソ連共産党は激しい論争を行なっていた。
また、日本共産党はソ連共産党からの干渉をうけ、関係を事実上断絶していた。

代表団は、ベトナム、中国、北朝鮮と精力的にまわり、ベトナムのおかれている実情と希望をつかんで、中国、北朝鮮の党との会談に臨んだ。

北朝鮮とはベトナムへの攻撃に反対する国際的な運動で、基本的に一致をみたが、中国共産党とは静かだが激しい論争になった。
団長は劉少奇、メンバーには小平、彭真、康生など、毛沢東、周恩来をのぞけば、当時の中国共産党のトップメンバーたちである。

論点は、ベトナムの実情をどうみるか、ソ連共産党をどうみるか、国際情勢をどうみるかなどについてだった。
4回にわたる会談の結果、ベトナム攻撃に反対する国際的な統一戦線をつくることでは一致したが、それにソ連共産党を加えるかどうかでは重大な不一致点をのこした。

そのあと日本共産党代表団は、北朝鮮に行き、帰路、中国に立ち寄って毛沢東との会談を残すだけとなった。
ところが、北京にもどると、中国共産党代表団から「共同声明をだしたい、歓迎集会をしたい」との申し入れがあった。
一致点だけ書き込むということで、共同声明をつくり、集会には周恩来、朱徳も参加した。

毛沢東との会談は3月28日と29日。
場所は上海の毛沢東の別荘。
康生が同行した。
ユン・チアンによると毛沢東は豪華な別荘をたくさんもっていたという。
これもその一つだったのだろうか、「門から玄関まで車でしばらく走らなければならない」ものだったという。

会談に現れた毛沢東は、のっけから「共同声明は軟弱だ」と非難、彼の修正案を示して、第三次世界大戦は不可避、米ソは共同で中国を攻める、日本の人口の2倍の死者がでてもたいしたことはないなどとまくしたてた。

宮本顕治さんは、日本共産党の立場を説明、「議会は役に立たない」「弾圧にそなえた準備をすべきだ」という毛沢東にたいして、「われわれは極左冒険主義の誤りはくりかえさない」とはねつけた。

日本共産党代表団は、毛沢東の修正案は呑めないことで一致。
2日目の会談に臨み、あらためて国際統一戦線の必要性について説いた。
2日目の毛沢東は1日目と打って変わって無表情、同席した中国側のメンバーは「苦虫をつぶしたような顔をしていた」という。

最後に毛沢東は共同声明は発表できないとのべ、宮本団長も同意した。
別れにあたって、「どちらが正しいかは、実践で検証しよう」といい、毛沢東は「機会があればひきつづき話し合える」としたが、その機会は永遠に訪れなかった。

日本共産党との会談の初日、毛沢東は「私は地方にむほんを呼びかけ、中央に進行することを呼びかける。各地は多くの孫悟空を輩出させ、天空に攻めいるべきだ」と紅衛兵をつかって、共産党を破壊する「文化大革命」という国内戦を指示した。

毛沢東に逆らった宮本顕治
歴史はどちらが正しかったかは、証明したのではあるまいか。


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*Comment

力作でした。 

一通り読ませていただきました。
多くの錯綜する内容を簡潔にまとめてあると思いました。

私は、これらの干渉の後に活動に参加したので、詳しいことは、論文でしか知りませんでした。

私のブログへ 

TBを送って下さり、ありがとうございました。宮本顕治さんの遺志を受け継ぐために、これからもがんばりましょう。

~いまこそ必要 ブーメランにならない たしかな野党~
~たしかな野党を、小さくても応援し続ける勇気を!~
  • posted by 嶋1971 
  • URL 
  • 2007.07/19 20:41分 
  • [Edit]

どもども 

わたしも干渉は、直接は知らないんですよね。
ただ、山口県にオルグで行った人がいて、
間接的にはいろいろききました。

その人は奥さんまで連れて戻りましたけどね(^_^)

いろいろな評価はあるけれど
大きな人だったことは間違いありませんね。

「風圧を感じる人」と、誰かが書いてましたけど
そんな感じですね。

ミヤケンは伝説になった 

 はじめまして、映画「大地と自由」を検索していたら・・ここに来てしまいました。
 宮本氏は高校の時、大学受験用の副読本「日本文学史」にも作品が載っておりました。一度も「現物」見てなかったので、友人に誘われて演説会とかいけばよかったかな?
 彼が画策しこぎ着けた「共創協定」がまともに守られれば日本は変わったかもしれなかったのに・・・創価学会はいまや悪政推進の日本のタリバンみたいなものになってますが・・
  • posted by 下妻温泉 
  • URL 
  • 2007.07/24 21:10分 
  • [Edit]

 

うわ、こんな記事があったんですね。小生、主観的には今でもその毛沢東盲従分子側の人間なので(爆)、また違った印象を持ちます。どうしても中共は自分たちの意思を国際共産主義運動で貫徹させたかった。山口左派党の人間は中国帰りの人たちが多く、日本の中央がどうであれ、毛沢東に心底敬服している人たちがたくさんいました。結論から言えば、醜い主導権争いです。共産主義党派における党内民主主義の欠落の悲劇だと今は思っています。

そういう次第で今や従来の共産主義に対しては批判する側に身を置き、毛沢東もミヤケンさんもどちらも間違いだったとハッキリ言い切る自信がありますが、立場の違いを認めた上で偉大な人物であったと思います。

ミヤケンさんがスゲエ!と思ったのは、宮崎学氏の『突破者』で、主として世論の動きに示される情勢を見て、一気に あかつき行動隊(日本共産党の暴力集団)の暴力行為の証拠隠滅を指示し、それを貫徹させたところですね。

なお、土佐高知さんには断るまでもないことですが、小生は暴力集団の存在が状況によっては必要、否、不可欠でさえあると思いますし、当時、共産党が暴力集団を持っていたことは当然のことであったとさえ考えます。それに不随する問題については、また別のお話で。

長々と失礼しました。
  • posted by TAMO2 
  • URL 
  • 2009.05/10 20:47分 
  • [Edit]

 

おまけ。小生、霊的体験をいくつかしてしまったので(おいおい)、死後の世界はあると考えていますが、福田正義さんとミヤケンさん、あの世でどんな話をしているんでしょうかね。そこに、中野重治さんが加わって。

福田さんとミヤケンさん、受ける印象が重なるんですわ。
  • posted by TAMO2 
  • URL 
  • 2009.05/10 20:51分 
  • [Edit]

お久しぶりです(^o^) 

一度だけ、
某所で
ミヤケンさんとはすれ違ったことがあります。

「風圧がある」と言っていた人がいましたが、
ミヤケンさんとわからなければ
フツーのおじいさんでした。

でも、背筋は伸びて
年齢より若いって感じでしたね。

ミヤケンさんの柔軟さは
「あかつき部隊」だけでなく
いろんなところで発揮されていると思いますが、
共創協定では
池田さんに騙されちゃいましたね。
  • posted by 土佐高知 
  • URL 
  • 2009.05/11 10:41分 
  • [Edit]

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男性/スライム系(LV61・HP715・MP1952)/高知県に生息/酒席は好きだが、晩酌はしない/どちらかといえば「凝り性」/美徳は「きまぐれ」/ウルトラマラソンに向かって日々鍛錬中!!/嫌いなことは陰口と意見を無視する態度
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