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土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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俺は、君のためにこそ生き抜いてゆく

「石原映画」の家族愛の描き方もステレオタイプだった。田端少尉の父親、坂東少尉の父親と妹

弟、中西少尉に恋する娘・一枝とその父母、大島伍長の母と祖父、河合軍曹の母と妹、そして鳥浜トメさんの夫と2人の娘といった家族がでてくるのだが、いまいち掘り下げが浅い。

それにたいして「パッチギ2LOVE&PEACE」は、家族愛でもその対極に位置する秀逸な映画だった。
この映画があったおかげで、もって行ったタオルはムダにはならなかった。

キョンジャが信じていた野村健作から、「在日とは結婚できない」と言われ、そこを飛び出していったときに流れる「アリラン」。

アンソンが息子・チャンスの病気を治すために、危険なことをしてつくった金にもかかわらず、病院から冷たくされ飛び出したアンソンとそれを追うキョンジャ。

チャンスを乗せて堤防上の道路を暴走するアンソン。

映画発表会で死ぬことを美化したシナリオに納得できない、在日の自分がいま存在するのも、戦争から逃げ、生き抜いた父がいるからだと語るキョンジャ…。

いかん!
思い出しただけで涙腺がゆるくなってくる(^^;

映画のなかでの映画「太平洋のサムライ」は、完全に石原映画をパロディにしていたが、それだけではなく全編が「俺は、君のためにこそ死にに行く」にたいするアンチテーゼ「俺は、君のためにこそ生き抜いてゆく」につらぬかれていると感じた。

どんなことをしてでも生き抜け!
というのは、アンソン、キョンジャの父親ジンソン、叔父ピョンチャンの1944年の物語でも太くつらぬかれている。

ヤップ島での戦争シーンも圧巻だった。
ただ、逃げるだけだが、そこには「どんなことをしてでも生き抜け!」という強烈なメッセージがこめられている。

以前に徴兵から逃げた俳優の三國連太郎さんのことを書いたが、逃げることは辛いこと苦しいことなんだが、本当は最も勇気のいることなんだと思う。

この映画は、ぜひ多くの人に観てほしい。
中村でもできないだろうか、真剣に考えてみたいと思う。


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Author:土佐高知
男性/スライム系(LV61・HP715・MP1952)/高知県に生息/酒席は好きだが、晩酌はしない/どちらかといえば「凝り性」/美徳は「きまぐれ」/ウルトラマラソンに向かって日々鍛錬中!!/嫌いなことは陰口と意見を無視する態度
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