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土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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コミック版「風の谷のナウシカ」について②

本論からすこしわき道へ…。
「風の谷のナウシカ」との出会いは古くて新しい。
アニメが公開されたときにはみなかったのだが、ともだちの家でビデオをみたことがナウシカとの出会い、そして例の「凝り性」のはじまりだった。
長男が小学生のころだから、もう15年以上も前のことになる。



妻と子どもたちで、土佐山田の友だちの家に泊まりこみで遊びに行ったときに「面白いアニメがある」とみせられたのが「風の谷のナウシカ」だった。
冒頭のシーンで、ユパがしていたマスクが犬にみえたことを思いだす。
一度みて、深い感動にとりこになったのはいうまでもない。

同時に、アニメのつくりそのものが未完成のような気がしたのも事実だ。
で、原作が「アニメージュ」に宮崎監督の仕事によって、連載と休載が繰り返されていたことをしり、既刊のアニメージュブックスを買い、連載が再開されると発売日を待ちかねて立ち読みしたことも思い出す。
なるほど、その時期が天安門事件から、ソ連・東欧の崩壊のころだったことも、いまでは懐かしい思い出として記憶に残っている。

アニメは、コミック版の1巻、2巻を元に新しいお話として造られたことも知った。だから、それが不完全な印象をうけた原因だったことも納得した。
それだけにコミック版の行方には人一倍関心をもっていた。

そして、それが期待にたがわず、壮大なスケールで描かれ、人類の驕り傲慢ぶりとそれにたいする警鐘、そして平面なのっぺらぼうな未来社会を排して人間の顔をした未来社会への展望を語ったことに大いに共感を覚えたものである。

紙屋研究所が、宮崎駿氏の思想的な変化を作品に対する分析を行っている。
それはそれとして大いに耳を傾けるべきものはあると思うが、「作品は作者の思いとは別に主人公たちが勝手に歴史を展開し、作者はそれを記録するだけに過ぎない」という、何人かの児童作家の意見もなるほどと思うのである。

たしかに作者の思想的背景まで踏み込んで論じることも必要だろうが、ときとして作品はその作者の思惑をのりこえて独立した世界を創りだすことも事実だろう。
そして、たしかに作者である宮崎駿氏は、紙屋研究所が指摘するように、マルクス主義をすて、唯物史観はすてたのかも知れないが、彼から独立した「風の谷のナウシカ」は、彼の思惑を乗り越えて壮大な唯物史観を描き出しているのだ、とわたしは思う。
そのことをコミック版に即して論じてみたいと思う(ただしわたしの美徳は、「凝り性」とともに「気まぐれ」だから連続したものにはならないかもしれないが)。(つづく)

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風の谷のナウシカ 漫画版

なんと言っても、最高傑作! 読み返すたびに新たな感動と、発見がある。

『風の谷のナウシカ』

やっぱり、画像でかっ!!これは王蟲の群れを止めようとするシーンです。言わずと知れた名作です。初めて観たときの衝撃はすごかったです…当時の全世界でこの作品が発表されていたら、あらゆる賞を総ナメしたに違いない!と、僕は信じています。原作は7巻で構成されていて

コミック版「風の谷のナウシカ」に感じる深いテーマ。

ここ最近、日記のネタ=通販ネタになりつつある、うえです。ええ…だって仕方ないじゃん。最近の生活の中で変わった事といえば、通販くらいしかないんだもの。(開き直り)風の谷のナウシカ7巻セット トルメキア戦役バージョンこの作品の内容が 映画とコミックスでは大分異

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Author:土佐高知
男性/スライム系(LV61・HP715・MP1952)/高知県に生息/酒席は好きだが、晩酌はしない/どちらかといえば「凝り性」/美徳は「きまぐれ」/ウルトラマラソンに向かって日々鍛錬中!!/嫌いなことは陰口と意見を無視する態度
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