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土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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コミック版「風の谷のナウシカ」について①

ブログをたぐっていくと、「紙屋研究所」という漫画についての書評をのせているホームページに行き当たった。

なかなか面白い。
で、そのなかに《「風の谷のナウシカ」を批判する》と題する文章があり、興味深く読ませてもらった。
が、この「ナウシカ論」にはやや異論があるので書いてみたい。

紙屋研究所は、コミック版「風の谷のナウシカ」での結末・結論は、「誠実だが、臆病な結論だ」とする。
その理由は、ナウシカ(=宮崎駿)は、人類社会の進歩への確信を失い、一般的な「人間=清濁あわせもつ」という臆病な結論にとどまったに過ぎないという。そして、もっと「いまこそ、人間の『清』の部分、どんどん大きくなっている人間の進歩と賢明さに確信をもち、新社会の建設の理想を高らかにうたいあげるときだ!」という。

もちろん、わたしも人類社会の進歩については、疑いをいれないし、その深い確信はもっている。
しかし、ナウシカが滅ぼした「墓所の主」たちは、その進歩する人類だろうか?わたしは、そうは思わない。

むしろ「墓所の主」たちは、愚行を繰り返し、みずから未来を閉ざし、傲慢にも自分たちだけの社会(環境)の生存のために、地球だけでなく、新たな生命体をも作り出してそれをも消耗しようとする旧人類ではなかったのではなかったろうか。彼らは進歩から淘汰される存在なのだ。
そして、ナウシカたち新人類によって、じっさいに淘汰された。
それは旧人類にとっては滅びだったが、新人類にとってはそれをのりこえる新たな挑戦への始まりなのだ。

人類社会の進歩については、一般的にはそのとおりだが、それは無条件ではない。かつてマルクス、エンゲルスが指摘したように、社会発展の原動力である階級闘争によって、全社会の革命的改造に成功しなければ、ともだおれすることもありうる。「墓所の主」たちは革命的改造に失敗したのだ。
そういう目で見れば、コミック版「風の谷のナウシカ」は、アニメ版のそれよりも、もっと奥行きの深い世界観、自然観、社会観を提供していると考える。(つづく)

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男性/スライム系(LV61・HP715・MP1952)/高知県に生息/酒席は好きだが、晩酌はしない/どちらかといえば「凝り性」/美徳は「きまぐれ」/ウルトラマラソンに向かって日々鍛錬中!!/嫌いなことは陰口と意見を無視する態度
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