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火砕流は海上を走る

広島高裁の伊方原発運転差し止め決定。
はじめは「すごい。歴史的」と思っていたが、その理由が阿蘇山の火砕流の評価が甘いということで「なんで?」と思った。
記憶にある火砕流は、1991年の雲仙普賢岳の火砕流だ。
こわかったが、あれが海底を走ってすすみ、陸上で這い上がって伊方原発を襲うのかと想像した。
しかし、そうではないらしい。
火砕流は海上を走って進むらしい。
「7,000年前の鹿児島沖で発生した鬼界カルデラの噴火では、火砕流が海上を渡って本土まで到達した」(ウィキ)。
9万年前の大噴火では、阿蘇の火砕流が山口県に到達した痕跡があるという。
高裁の判決は、これらの事象を吟味して伊方を「立地不適格」とした。
もちろんそんな大噴火が起きれば、被害は原発だけではすまないだろう。
しかし、自然界の災害は避けられないが、復元力もまた強いものがある。
しかし、原発災害は長期にわたって地域を破壊し続ける。
東北大震災が好例だ。
「原発さえなければ」
人間のおごりたかぶりに、冷静な判断を下した決定を高く評価したい。
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