土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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半藤一利さんが一面に!

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5月1日・8日合併号の「しんぶん赤旗」日曜版。そのトップに半藤一利さんがのっている。見出しが「今また歴史の岐路」で、昭和史前半と「いま」の類似性を語り、警鐘をならしている。

わたしは最近、半藤さんと保坂正康さんにはまっている。
先日も保坂さんの「太平洋戦争を考えるヒント」(PHP)を読んだ。
その冒頭で保坂さんが、大学や市民講座などでの講演で「先生の考え方は、自虐史観ですね」といわれることが多くなったことにふれている。

近現代史を日本の行動を「正義か悪か」だけで判断する人たちが増えていることにふれ、歴史はそんな単純なものではないと断じている。
一方で保坂さんは、人間を捨像した歴史をみる「唯物史観」も批判していて、実証主義に徹することの必要性を説いている。

半藤さんも保坂さんも、戦前の日本が大きく進路を誤った歴史、とくに昭和前半の歴史の教訓をもっと学ぶべきだと強調している。
その通りだと思う。

特に日本の若者は現代史学ぶ機会から遠ざけられている。
義務教育ではおざなり程度の歴史教育(それも近現代史はほとんど学ばない)に過ぎず、高校からは選択性になる。

桃色クローバーZの少女たちが、明治以降の日本の戦争を時系列にまったく並べられなかったのに対して、正倉院のなりたちや機能については詳しく語っていたが、そこに日本の歴史教育の現状がある。

これではアジアの人々と歴史を共有できないだろうし、「思い込み」の道をふたたび日本が歩む危険性があるのではなかろうか。

半藤一利さんは、東京大空襲を体験している。
そのなかで人の死に無関心、無感動になっていたこと、そこに戦争の本質が人間性を奪い取るものであることを見つけ、自分の体験を語ることや昭和史に喰らいつくようになったことを語っておられる。

半藤一利「B面昭和史」。
読んでみたくなった。

*Comment

老いたる、悪質な売文の徒 

ご無沙汰しています。雛壇のジェットとロケットです。開口一番、いささか乱暴な決め付けかなと自分でも思いますが、私は、半藤氏は、老いたる、悪質な、時流におもねる売文の徒にすぎないと思っております。
それというのも、今から30年ほど前に、彼が文言春秋社に勤務のころ、矢次ぎ早に発表した太平洋戦記の数々を読んで御覧なさい。

いかに皇軍兵士が勇猛果敢であったか、衆寡敵せず敗れはしたが、その愛国心の純粋さと、上げた勲(いさおし)、不屈の敢闘精神は不滅である的な、勇士顕彰の字句で溢れかえっていました

少年期の小生などは彼の講談めいた戦記ものに、血湧き、肉踊り、すっかりだまされていたものです。

ところが、近年になっての、えらい変節ぶり、転向したのであるなれば、男らしく転向声明を出せばよいものを、いつの間にやら、日本人が死力をつくした3年半の大東亜戦争を、ばかばかしさの極みであるとあざける、退職日教組教員もかくやというような護憲派にカンバンを架け替えて、恬として恥じない有様です。

つまり、この男は、時代の趨勢に合わせて、いとも簡単に立場を変える「売らんかな」だけの売文の徒であると、やっとわかった次第です。ああ、だまされたと思った、彼の読者は日本中にわんさかいるようで、ネット上では、このごろ非難集中していますね。当然だと思います。
  • posted by 特定日本人です(T 
  • URL 
  • 2016.04/29 21:51分 
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唯物史観って、何がそんなにいけないんですか? 

お久しぶりです。
今回の記事引用で気になったのですが、唯物史観ってそんなおかしなものなんでしょうか?
確か、「偉人」と呼ばれる政官財の有力者個人「だけ」の活躍ではなく、もっと多くの名前も知れない人々の、衣食住その他の日常生活の積み重ねが土台にあってこそ社会は変化を繰り返してきたのだ、と言う考え方ですよね?
それなら何もおかしくないのではありませんか?現代の歴史学って全くこの考えの通りに研究してますし、その結果として過去の社会状況も正確に説明・把握できていると思いますが。
  • posted by 近畿の野次馬 
  • URL 
  • 2016.05/08 21:23分 
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実証主義は 

かつてミヤケンが喝破したように、諸事実間に存在する不等価性や非同格性を無視・等閑視し、相対主義を経由して不可知論に転落する。
「地べたをはう実証主義」なる揶揄が昔からされてきたのも、実証主義では事物の価値や発生関係が軽視・無視されるからだ。

科学的社会主義が単なる「科学」(=事実認識)ではなく「主義」や「思想」(=価値認識)にもなることには理由がある。
事実と価値は、本源的には統一されていたからである。
「今日は湿度が高い」という事実認識が「今日の天気は不快だ」という価値認識と統一されているように、「科学=事実」と「思想=価値」はウェーバーが考えるような「無縁の二者」などではない。
  • posted by バッジ@ネオ・トロツキスト 
  • URL 
  • 2016.05/09 16:37分 
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カッコつきにした理由 

近畿の野次馬さん、こんにちは。

お久しぶりです。
保坂さんが批判している「唯物史観」が具体的に良くわからないので、カッコつきにしました。
わたしが思うに、文面からは具体的な階級闘争の分析ぬきで、教条から現実の社会歴史を描く姿勢のことを批判しているのではないかと思いました。
だからそれは本当の意味での唯物史観ではないよ、という意味でカッコつきにしたのです。

実際に戦争にいたる「昭和」の歴史を振り返ってみても、日本の労働者階級は、反戦、反帝国主義一辺倒ではくくることができず、好戦的な方向へと引っ張られていく様子を見ることができます。
逆に、支配階級のなかでも、一つ一つの層や個人の思いはあっても、それとは違う方向へと引っ張っていかれる様子もみてとれます。

なぜ、そうなったのか、実証的なこともふくめて具体的につかみ、過去の歴史から教訓をひきだして、いまの社会分析に活用すること(教条としてではなく具体的な分析の糸として)こそ唯物史観の方法論だと思います。

保坂さんはそれとは逆な方法論を唯物史観と呼んでいるようですが、それは違うよという意味でカッコつきにしました。
  • posted by 土佐高知 
  • URL 
  • 2016.05/10 15:27分 
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Author:土佐高知
男性/スライム系(LV61・HP715・MP1952)/高知県に生息/酒席は好きだが、晩酌はしない/どちらかといえば「凝り性」/美徳は「きまぐれ」/ウルトラマラソンに向かって日々鍛錬中!!/嫌いなことは陰口と意見を無視する態度
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