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土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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「龍(ロン)」

村上もとかの「龍(ロン)」がこのあいだ完結した。
16年間にわたって書き続けられたというから、連続ストーリー物としてはすごい。

時代は激動の昭和を軸にした壮大な物語だったが、あっさりいって途中からは「壊れた」と思っている。



てい、小鈴との恋、父一馬と叔父琢磨との関係、異母弟・鳳花など、単行本20巻までの「日本編」は激動の「昭和」を背景にしての深みのある人間模様が描かれていたが、中国にわたっての物語は、先にすすむにつれていかにも薄い感じをうけた。

ていが女優から映画監督として成長した、満映でのエピソードなど光る話もあるのだが、中国、満州をめぐる時代の掘り下げが甘いのか、現実感のないものに感じた。

そして最終回にいたる数回ほどは、いかにも「とってつけた」ような感じで、作者が無理やりお話を完結させるためにつくりあげたお話のように思える。

同じように現代に最終回をもってきた、中国、満州をえがいたものに「虹色のトロツキー」(安彦良和)があるが、こちらはよく時代を研究、発掘して描いているだけあって物語にも、人物描写にも深みがある傑作だ(そういえば、こちらにも甘粕正彦が出てくる)。
絵はすきな作家の一人なのだが、歴史物を描くには少し無理があったのかなと思う。


村上もとかホームページ


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*Comment

 

こんにちは。
『龍』も『虹色』も読みましたよ!
『龍』は、たしかに虹色と比べると物足りないところもありますが、それでも十五年戦争をほとんどかききった労力は、やるなア、と思いました。
文龍が延安にいったあたりまでが、面白かったです。

どうもです。 

そうですね。
ともかく15年戦争を描ききった点では、すごいとおもいますね。

それだけに、という恨みはのこりますが…。

「虹色」については、いつか書きたいと思います。

ではでは(^_^)

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Author:土佐高知
男性/スライム系(LV61・HP715・MP1952)/高知県に生息/酒席は好きだが、晩酌はしない/どちらかといえば「凝り性」/美徳は「きまぐれ」/ウルトラマラソンに向かって日々鍛錬中!!/嫌いなことは陰口と意見を無視する態度
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