土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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木下恵介監督「陸軍」をみた

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映画「はじまりのみち」で紹介されていた木下恵介監督(クレジットでは演出)「陸軍」をみた。「陸軍省後援 情報局國民映画」という

れっきとした国策映画。完成は昭和19年11月だからレイテ島をめぐる日米の大激戦が行われたころである。

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だが例のシーンもそうだが、国策映画のイメージと大きく変っていた。
主人公は小倉で「高木屋」という屋号の商売を営む一家四代。
小倉城落城のシーンから始まる。
逃げ込んできた昵懇のサムライの1人が、これまでのつきあいの礼をのべ、形見として質草として預けていた水戸光圀「大日本史」を差し上げると言い残して戦陣に消える。

それを家宝にしている長男の友之丞は、日清戦争のあとの「三国干渉」に義憤を発し、昵懇となっていた山縣有朋に談判するため上京する。
しかし、持病を発して倒れる。
上京した息子の友彦に、山縣から聞いた苦渋の決断について話して聞かせ、「まだ宮城に行っていない」という息子を叱りつける。
友彦が皇居から帰ったら父は「立派な軍人になれ」と遺言してなくなっていた。

しかし、友彦は病弱で日露戦争でも大尉として出陣しながら一度も戦陣にたつことはなかった。
そのことが屈折した思いとなり、軍や日本の悪口をいう周辺の人たちともそりあわない。
長男の伸太郎も大人しく優しい子だったが、夫の気持ちを忖度した妻・わかの手で軍人になるようきびしく育てられる。
念願叶って伸太郎が小倉連隊に入隊したとき、わかは「男の子は天子様からの預かりもの」と独りごちる。

満州事変。
伸太郎の連隊にも出陣命令がでる。
その前夜、伸太郎と弟はせめてもの奉公と両親の肩を叩く。
出陣の朝。
「見送りに行ったら泣くから行かない」と1人店番するわかの耳に出陣ラッパが響いてくる。
いてもたってもいられなくなったわかはラッパする方向へと走り出す。
で、シーン。

そのシーンにかぶるのが次の唄。

父母の慈愛に抱かれて
男子となりて 幾年ぞ
身は軍服に 包むとも
君に見えざる この戦
胸に受け継ぐ 祖先の血
流れて永久に 国護る

国にふたつの 道あらず
人にふたつの 心なし
兵の道こそ 一億の
心とすべき 我が身なれ
わが大君のため 国のため
仰ぎて 一宇
み教えを

我に抗する 敵ありて
出陣の日の 来るとき
みこと畏み いでゆけば
軍靴の響き 地を圧し
士気は溢れて 天を衝く
歩武堂々と 大進軍

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頑固一徹な友彦(笠智衆)がいい。
何となくユーモラスで悲哀を感じさせる。
それとわか(田中絹代)。
軍国の母だがステロタイプでない母親を演じている。

木下恵介監督によるとこの映画で情報局ににらまれ乾されたというが、情報局はノーカットで上映したという。
芸術が権力の思惑を乗りこえたと言っていいだろう。

ぜひとも一見をおすすめする。


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男性/スライム系(LV61・HP715・MP1952)/高知県に生息/酒席は好きだが、晩酌はしない/どちらかといえば「凝り性」/美徳は「きまぐれ」/ウルトラマラソンに向かって日々鍛錬中!!/嫌いなことは陰口と意見を無視する態度
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