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2013.09/09 [Mon]
裏切られた日本革命
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きょうは休み。
病院に行ったあと、DVD三昧をしている。
かりてきた一つが「獅子の時代」(NHK大河、1980年)。
菅原文太、加藤剛主演のドラマ。
リアルでは最終回しかみていないが、自由自治元年の旗をかかげて平沼銑次(菅原文太)が軍隊・警官隊に突入する姿が印象に残っている。
それで「第49回 燃え上がる炎」「第50回 自由自治元年」「最終回 獅子の叫び」が収録されているものをかりてきた。
大河を全編見ていないので、苅谷嘉顕(加藤剛)の役割がよく分からなかったが49回をみてよく分かった。
焦点は憲法制定。
2人とも架空の人物だが、特定はできないが当時の社会ではたした人物たちを具象化させていたと思う。
それまで身分社会だった明治維新を経て四民平等な日本をつくることをめざしていた苅谷は、憲法起草にあたって伊藤博文(根津甚八)と力を合わせる。
彼は民間の憲法についての意見を集め、伊藤に報せる役割を担う。
当然、自由民権運動の活動家たちとも交わり、植木枝盛の憲法草案をわたすシーンもある。
だが、伊藤の真意はそこにはなかった。
「国民に自由を与えるのは時期尚早」と考える伊藤は、華族制度をつくり天皇を頂点に一部特権階級による政府と官僚で国を動かすことをもくろんでいた。
裏切られた苅谷は伊藤と袂を分かつ。
最後の努力も虚しく警官によって殺される。
それを秩父山中で聞いた平沼銑次は、それまでポリスの側に人間と思っていた義弟の死と妹から託された義弟の絶筆にある「自由自治元年」に心を打たれる。
明治憲法、秩父困民党…。
現代にも通じるエピソードがある。
ラスト三話だけでもぜひごらんあれ。
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