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土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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集団的自衛権を考える


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いろいろと新しい用語が登場するけれど、それが何を意味しているかは過去の歴史に当てはめてみれば本質をつかめることがある。
「集団的自衛権」について考えてみよう。

これは他の国家が武力攻撃を受けた場合に直接に、攻撃を受けていない第三国が協力して共同で防衛を行う国際法上の権利。その本質は、直接に攻撃を受けている他国を援助し、これと共同で武力攻撃に対処するというところにある。

国連憲章51条に淵源をもつ。
「この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない」
これは国連憲章の暗黒面を構成するものであると思う。

これを第二次世界大戦以前、国連誕生以前の事象によって検討してみよう。
なお、注意しておくがこれは日本共産党の公式見解ではなく、私の思索の段階的表明である。
そのことを留意して読み、コメントも頂きたいと思う。

まず日露戦争。
このときに日本はイギリスと「日英同盟」を結んでロシアと対抗した。
それに対してロシアは「露仏同盟」、皇帝がドイツと縁戚関係にあるということで対抗したが、具体的な軍事援助はなかった。

「日英同盟」も日本が攻撃を受けてもイギリスは参戦義務はなかった。
しかし、日本が複数の国から攻撃を受けた場合は参戦する義務を負っていたので、参戦をいやがる英国は清の参戦を阻止した。
ところが集団的自衛権は、この日英同盟の自制的な規制をもうわまわる。
日本が要請すれば、英国は任意に集団的自衛権を行使してもかまわないことになる。
史実によればその行使は行われなかったが、場合によれば日露戦争は、日本・イギリスVSロシア・清の国際戦争に発展していた可能性がある。
それが集団的自衛権のもつ暗黒面である。

次に第一次世界大戦。
詳細は省くが、開戦前にヨーロッパはドイツを中心とする中央同盟(ドイツ・ブルガリア・トルコ・オーストリア)と、三国協商(イギリス・フランス・ロシア)が対峙していた。
そこにサラエボ事件が起きた。
皇太子を暗殺されたオーストリアはセルビアに宣戦布告。
それに対してセルビアを支持していたロシアは動員令を布告。
それを受けてドイツはロシア、次いでフランスに宣戦布告。
ドイツ軍のベルギー通過をみたイギリスはドイツに宣戦布告。
後にアメリカ、日本をも巻き込む世界戦争へと発展した。
その連鎖反応のテコとなったのが「集団的自衛権」の思想である。

次に第二次世界大戦。
ヒトラードイツは、1939年旧ソ連との密約にもとづいてポーランドに侵攻。
それに対してポーランドの同盟国、イギリス・フランスがドイツに宣戦布告。
こうして第二次世界大戦が始まったが、イギリス・フランスは実際の戦闘行動を行わず、同盟国・ポーランドを見捨てた。
旧ソ連はポーランド東半分とバルト三国を併合、フィンランドに対しても領土拡大を求めて戦争を起こした。
ドイツは1940年5月にベネルクス三国に侵攻、そこからフランスへ侵入した。
フランスは降伏し、イギリスは島に閉じ込められた。
1941年独ソ戦開始、9月に日独伊軍事同盟締結。
第3条で3国のいずれかに加えられた攻撃に対して、集団的自衛権を発動することが明記されていたが、実際に行われたのは日本による米英への攻撃であり、それに対してドイツ、イタリアによる米国への宣戦布告は「集団的自衛権」の発動とは区別される。

こうしてふり返ると同盟関係では明確に軍事行動の条件、対象などが明記されているのに対して、集団的自衛権は曖昧、恣意的であり、いくらでも拡大解釈されると思うが間違っているだろうか。


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*Comment

NoTitle 

集団的自衛権が特別なように考えることは無いですよ。
どのような同盟関係を結ぼうが、自国の利益と思えば兵を出すし、そうでなければ同盟関係の内容に関わらず兵を出さないでしょう。
親しい関係柄の集団的自衛権も同じこと。
日本から見れば、アメリカの手伝い戦をするハメになることは明白ですが、アメリカが日本のために兵を出すかどうか分かりません。
たとえば尖閣です。
日中の武力衝突が起こった場合、無人の島の争奪戦にアメリカが自国の兵士を危険にさらしてまで、そして中国との関係悪化が決定的になるような紛争に対して、日米安保条約から類推されるような、明白な軍事行動をとるでしょうか。
私はアメリカ議会がそれを許さないと思いますよ。
竹島で武力衝突が起こればもっとアメリカは困るでしょう。


>これは国連憲章の暗黒面を構成するものであると思う。

集団的自衛権が、国連のような集団安全保障体制にとって、マイナス面があることは確かですが、集団安全保障は国連創設以来、現実のものとはならず、実力行使はもっぱら集団的自衛権に頼ってきました。
これは現実主義というか、力の均衡理論です。
そして永らく理念のままだった集団安全保障が、ようやく日の目を見たのが第一次湾岸戦争。
イラクのクェート侵攻は、実質の国連軍を組織し、集団安全保障体制が機能しました。

軍事拡張の際限が無いばかりか、戦線拡大の危機を内包している集団的自衛権を乗り越えなければなりませんが、それと同時に実行力のある集団安全保障体制を確立していく必要があります。
理念を先行しすぎると力の空白が生まれ、国際連盟の失敗をたどることになりますから。
  • posted by キンピー 
  • URL 
  • 2013.08/25 00:33分 
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「権利」とか「自由」とかいう 

法学的カテゴリーを考察する場合には、必ず唯物論(史的唯物論・実践的唯物論)の立場が自覚され堅持されなければなりません。
そうでないと、マルクスが揶揄・嘲笑した「法律学の幻想」に転落する。

その点で言えば、「人権=天賦」説なども怪しむべきものなのですね。
「天賦」説は、それが善意とはいえ、人権が歴史的形成物であることを忘れる思考の産物であり法律学の幻想でしかない。
太古アダムとイヴのエデンの園の頃から人権が存在していたかのように考えることは、正真正銘の観念論です。

マルクス読みのマルクス知らずを警戒しましょうw
国際法の法理であれ普遍的人権であれ自由や民主主義であれ、唯物論から離れると現状肯定論や現状永劫化に陥る。
法的諸カテゴリーも、しょせんは一時的・特殊歴史的なものでしかなく、発展も死滅もします。
  • posted by バッジ@ネオ・トロツキスト 
  • URL 
  • 2013.08/25 11:16分 
  • [Edit]

国連による「集団的安全保障」が「集団的自衛権」を超克する現実的な道 

国家そのものが、明日にでも無くなるなどという、妄想を抱く人が(まれに)居ますが、これからも…但し「民族」というカテゴリーでは無く…【住民】が自分達の運命や未来は自分達で決めたいという【住民自決】の論理は、この民族という概念自体が相対化してきている現代でも、発展していくでしょうから、住民達が(時に中央政府に反して)独立を求める運動は、すなわち国家という存在は、住民の日常を支える文化や言語や自然の地勢という【実在】に裏付られているので、少なくとも当面は(これからも)存続する事でしょうね。

その中で、個別の国が、自国の安全保障を図る方法として、古くなりつつある概念が【集団的自衛権】であり軍事同盟でしょう。
それは、歴史的には、国連が機能しなかった戦後も、一定の「力の論理」として、緊急避難的であれ選択されてきましたが…(例:ブータンが中国に国土の3分の1を奪われてインドと同盟した様な事)…本来的には個別の【集団的自衛権】≒軍事同盟に依存せずに、自国の安全保障を図る為の存在が国連による【集団的安全保障】の体制の確立なのですから、歴史と現実を冷静に見るならば、遠い将来に国家自体が消滅するまでの間は、【集団的自衛権】に代替され超克されるべき概念は、国連などの国際機関による【集団的安全保障】の体制構築しか、道が無いというのは、自明の事でしょう。

まぁ、観念論の世界に生きている人間は、現実(生きた住民の希望や生活の実態)を見ずに、簡単に国家自体を止揚できるなどと、考えるのでしょうから、それこそ「マルクス読みのマルクス知らず」でしょうが…(苦笑)

集団的自衛権は国際法違反 


なぜなら、法とは条文ではないから、法に反する条文は違法。これが法の支配。条文があるならすべて合法なら法の支配は必要ない


次に、集団的自衛権みたいなのを容認するから軍事同盟みたいなのが存在している。集団的自衛権を違法だと明確にしたら必然的に軍事同盟も違法になる。軍事同盟は集団的自衛権が前提だからね。


要するに、集団的自衛権体制=軍事同盟か、それとも、集団安全保障体制か、


で、集団安全保障体制が違法ではあるが正当な国際社会正義だということになる


集団安全保障も原則は違法である。なぜなら戦争は侵略戦争でも自衛戦争でも原則違法だから。


したがって、日本国憲法なんてのは自衛戦争の目的で常日頃から軍事力を保持することを禁じているわけで国際法にもっとも合致する

そんなわけで、日本国憲法を完全実施し、非武装非同盟中立の民主独立国の日本になることは日本国憲法はもちろん国際法にも合致するから、日本国が将来について軍事力を保持する必要はまったくない。

  • posted by 東西南北 
  • URL 
  • 2013.08/27 06:41分 
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9条護憲派もまた、哲学的・人類史的考察が弱い 

戦争や9条問題を考察する際には、戦争を人類史的に考察し、その発生、正当化、不当化、死滅の全歴史課程を再確認しなければなりません。
そう、かつて正当で有効なものとして発生し、発展してきた戦争が、やがて不当であり無効なものに転化していく歴史的必然を解明することこそが唯物論の立場なのです。マルクスたちの「軍国主義滅亡の弁証法」もその中に位置しそのなかで誕生してきた歴史的事実経過の確認なのです。

よく、「戦争は政治の継続であり手段である」(クラウゼビッツ)というような言い方がされます。そして、この「政治」は、物質的生産関係の上部構造ですから、戦争は究極的には経済的土台のあり方に根拠をもっています。

だから、戦争形態の特殊歴史性・一時的存立性も、経済的土台の歴史的性格に深部で規定されている。氏族による復讐の代行(権力の発動による武装闘争の非個人化)のようなものの発生も、原始共産制後期の産物です。それ以前は、武力行使は集団権力の発動ではなく、専ら個人の決定に属する権能・義務であった(詳しくは『起源』などを参照のこと)。

そこで、集団的武装闘争の特殊歴史時代における不可避性・有効性や無効化・死滅と共に、そもそも戦争の目的が問われなければなりません。戦争が政治の継続・延長であり手段であるとしても、いったい、どういう目的実現のためのものであったのかということを、人類の全歴史過程の中でその変遷を検証しなければならない。近代においても、戦争は既に単なる総破壊、総殺戮などでなかったことは周知ですから尚更です。

今日の人類社会では、武力侵略は既に資源略取のような一部の目的を除き時代遅れです。
戦争の主目的が、単なる破壊・殺戮ではなく、経済的な支配・略取にあればあるほど、現代の人類社会においてはその目的実現にとっても武力侵略は無意味になってきている。だからこそサイバー攻撃のようなものが新たに登場してきたのではないか。

9条を国際的に普及するためにも、マルクス主義の立場からの現代的な戦争論・平和論の究明・発展的再確立が強く求められています。

簡単に表現すれば、農業生産だけに立脚する資本主義が不可能だったように、現代の人類社会における社会化された生活様式の発展の下では、政治の継続や政治手段としての武力行使が無意味化する、ということです。だからTPPのような平和的・非平和的手段も登場して来た。
  • posted by バッジ@ネオ・トロツキスト 
  • URL 
  • 2013.08/27 09:33分 
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史的唯物論によると戦争とは国家の軍事力による最大の人殺しである 


したがって、第一に人類史における人殺しの発生原因を究明し、第二に、国家の軍事力の発生原因を究明し、第三に、国家の軍事力の消滅原因を究明する必要がある。


第一について。生産力の低さ=物質的土台の未熟さが人殺し強盗強姦などの原因であった。生産力の低さに照応し人殺しや強盗強姦などの犯罪についての上部構造が発生した


第二について。生産力が発展した。すなわち余剰生産物を生み出すようになった。この段階で物質的土台としては人殺しや強盗強姦などの犯罪原因は消滅する。しかし、人殺しや強盗強姦などの犯罪はなくならないどころか国家が誕生し軍事力が整備された。生産力が発展したのに、なぜか?生産力が低い社会における上部構造の残滓が発展したのである。

第三について。第一第二を踏まえたなら、生産力が発展した社会においては、つまり余剰生産力を生産できるような物質的土台が存在する社会においては、人殺しや強盗強姦などの犯罪、国家の軍事力による戦争したがって最大の人殺し最大の犯罪の必要性必然性は存在しない。ゆえに、上部構造の在り方によって最大の人殺し最大の犯罪である戦争に決着をつけなければならない。すなわち、軍事力廃止の一点での思想
  • posted by 東西南北 
  • URL 
  • 2013.08/27 09:55分 
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それから 

「マルクス読みのマルクス知らず」どころか、ネトウヨ並みの「マルクス読まずのマルクス無知」が「国家の死滅」展望を中傷しているようだから一言。

EUや南米共同体の動向は、まだ、マルクスが展望した将来社会における「国家一般」の死滅ではないけれど、「国民国家の死滅」過程の端緒ではある。
EUで国民国家の諸機能が既に止揚されはじめていることは、通貨、法制、議会制度等々で検証できよう。

また、国家の主要要素である「領土」の問題でも、20世紀は既に「国家に帰属しない空間」を産み出している。
その上部構造は、南極条約であり宇宙条約である。

それが、ネトウヨ水準の知性には見えない「現代の現実」である。
  • posted by バッジ@ネオ・トロツキスト 
  • URL 
  • 2013.08/27 09:58分 
  • [Edit]

どっちがネットウヨなんだか…(苦笑) 

「バッジ@ネオ・トロツキスト」と名乗る人間は、過去に…「台湾住民には自分達の将来を自分で決める権利がある」…という【住民自決】を、その空虚な弁証法を僭称した屁理屈で否定し、住民という生きた存在【実在】の求める事を、否定していましたが…(笑)

どうやら、今でも、台湾住民よりも、チベット人よりも、ウイグル人よりも、ブータンの人々よりも、中華人民共和国なる覇権国家が存在したままでも、遠い将来の国家の死滅を呪文の様に唱える事の方が大事な様で…
(人民の声を置き去りにして何が左翼だ)
これは中国に限らず、バスク地方でも、パレスチナでも、クルド人でも、北アイルランドでも、国家に同化政策を強いられている全ての世界中の国家の頸木に縛られた人にも、誰にも支持されないでしょう。

そんな観念論者に「マルクス」を語って欲しくは無いのは私の希望に過ぎないにせよ、少なくとも「バッジ@ネオ・トロツキスト」と名乗る人間の味方は、本人の弁によれば…南極や宇宙空間に居るそうですから、そこに逝ったら良いでしょう。(苦笑)

相変わらずウマシカだねぇ 

お前の擁護した台湾の「民族自決権」とやらは、しょせんは外来の支配民族である漢族のためのものであって先住民である高砂族などの要求するものじゃないんだよw

それから、お前は、その愚論の帰結がケベックであれどこであれ分離独立を正当化し扇動することにも気づかない。
ソ連崩壊以降の東欧ぐらいは、少しは学べよ!w

それにしても、お前の落書きはネトウヨ並みの論理不在、事実無視だねぇwwww
  • posted by バッジ@ネオ・トロツキスト 
  • URL 
  • 2013.08/27 10:30分 
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