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2013.06/24 [Mon]
都議選と参院選の関連考察
都議選挙が終った。12年に1回は参議院選挙の前哨戦としてたたかわれる都議選挙。結果
は、自民59、公明23、共産17、民主15、みんな7、ネット3,維新2、無所属1。
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自公が下馬評通り過半数を制したが、日本共産党が議席を倍増+1で議案提案権獲得に加え、都議会第3党に躍進した。
このもつ意味は大きいと思う。
最終議席を獲得したのが、25歳の米倉春奈さんというのもの象徴的。
日本共産党がこういう若い世代を議会に送り始めたことに希望が持てる。
ところで都議選挙の結果と参議院選挙の連関について。
2001年。
小泉内閣のもとでの選挙となり「低迷していた支持率が小泉政権の発足で回復した自民党がどこまで議席を増やせるのか、公明党を抜いて都議会第2党を目指す民主党、前回選挙で都議会第2党となった共産党が議席を維持できるのか、などが焦点となった」(ウィキペディア)。
都議選挙の結果は、自民48→53、公明23→23、民主13→22、共産23→15、ネット3→6、社民1→0、諸派0→1、無所属5→7。
つづく参議院選挙では自民は前回61→64、公明10→13、民主33→26、共産15→5などとなった。
1989年。
4月に実施された消費税に対する批判、リクルート事件、宇野内閣の女性問題など、自民党に対する逆風が吹き荒れる一方で、6月初めの天安門事件によって、日本共産党にも大きな逆風が吹き荒れた。
都議選の結果は、自民63→43、社会22→36、公明29→26、共産19→14、民社3→5、進歩0→1。
つづく参議院選挙は、自民73→36、社会22→45、連合0→11、公明11→11、共産9→5、民社5→3などとなった。
その12年前は1977年。
もういちいち書かないが、このときも日本共産党は都議選挙で後退し、参議院選挙でも後退している。
とみると、こんどの都議選での躍進は新たな意味をもっている。
都議選挙で躍進して参議院選挙をたたかうことは初めてといってもいいケースである。
予断は許さないし、甘いものではなかろうが、がんばれば躍進する可能性を前哨戦で切り開いた意味は大きい。
あとはどうがんばるか。
投票日まで1ヶ月を切った。
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日本共産党がこういう若い世代を議会に送り始めたことに希望が持てる。
ところで都議選挙の結果と参議院選挙の連関について。
2001年。
小泉内閣のもとでの選挙となり「低迷していた支持率が小泉政権の発足で回復した自民党がどこまで議席を増やせるのか、公明党を抜いて都議会第2党を目指す民主党、前回選挙で都議会第2党となった共産党が議席を維持できるのか、などが焦点となった」(ウィキペディア)。
都議選挙の結果は、自民48→53、公明23→23、民主13→22、共産23→15、ネット3→6、社民1→0、諸派0→1、無所属5→7。
つづく参議院選挙では自民は前回61→64、公明10→13、民主33→26、共産15→5などとなった。
1989年。
4月に実施された消費税に対する批判、リクルート事件、宇野内閣の女性問題など、自民党に対する逆風が吹き荒れる一方で、6月初めの天安門事件によって、日本共産党にも大きな逆風が吹き荒れた。
都議選の結果は、自民63→43、社会22→36、公明29→26、共産19→14、民社3→5、進歩0→1。
つづく参議院選挙は、自民73→36、社会22→45、連合0→11、公明11→11、共産9→5、民社5→3などとなった。
その12年前は1977年。
もういちいち書かないが、このときも日本共産党は都議選挙で後退し、参議院選挙でも後退している。
とみると、こんどの都議選での躍進は新たな意味をもっている。
都議選挙で躍進して参議院選挙をたたかうことは初めてといってもいいケースである。
予断は許さないし、甘いものではなかろうが、がんばれば躍進する可能性を前哨戦で切り開いた意味は大きい。
あとはどうがんばるか。
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あんまり浮かれない方が良いよ!w
おまけに、今回はあまり得票数も増えていない。
マルクス主義の選挙総括基準が①当選議席数②獲得票数③得票率を歴史的推移の中で比較する多面的なものである以上、前回比議席増だけで喜ぶのはご都合主義の我田引水です。
ただ、今回の低投票率は、オレも数日前他所の掲示板で指摘しましたが、日本社会が一峠げ乗り越えたことの表れではありましょうね。そう、民主のようなニセ非自民勢力にも、維新のような復古主義反動勢力にも、現在の日本社会の閉塞状況の真の打開は期待出来ない、ということを多くの有権者が学習した、ということです。
棄権した多くの有権者も、「もう、おかしな政党には1票を託せん、欺されん」という所までは到達した。
そう言う意味では、時代は一歩前に確実に進んだのです。もう、「後戻り」も無いでしょう。
さぁ、いよいよ本当の勝負、本物の変革への道行きの始まりかな?w
昔から言っているんですが、左翼にとっての真の戦場は、大量の投票棄権者を抱える無党派層の平原なのです。そこで広がれなければ本当の社会変革など出来っこない。
今回の「野党第一党化」で今後は死票論や負け犬根性がかなり克服できるだろうから、参院選ではストレートに攻めた方が良いだろうね。「チャンスの女神に後ろ髪は無い」とも言うから、7月は17年ぶりの大勝負になるかもよんw