土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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党内闘争と党派間闘争

ロシア共産党の「党内論争」。それぞれの主張を追跡してみると、それぞれの意見の違いは

、同一の政綱をもつ党派の違いを超えていた。一国社会主義か西欧革命への連続革命指向か、ネップ維持か計画経済か、急進的工業化か穏健成長か…。

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ところがロシアは、内戦時代のまま他党派の存在は許さなかった。
で、党内で激しい党派間闘争となり、自発的セクトでのみ通用するルールが反対派を封殺するために厳格に適用された。

反対派の発言は主流派によって封殺された。
主流派は党の発行する機関紙、出版物で反対派をこっぴどく批判したが、反対派はそれに対する反論は一切できなかった。
党員は主流派の意見しか聞くことができなかった。
反対派が党内に意見を述べようとしても「分派を形成した」「党内問題を外部に持ち出した」として規律違反に問われた。

1927年9月、「合同反対派」が造っていた「地下印刷所」は統合国家政治部によって摘発された。
12月ジノビエフとトロツキーは党を除名された。

こうして「共産党」しか存在が認められない国では、異論は党内分派として現れ、党内ルールできびしく処断された。
やがてそのルールは党内だけでなく国家全体も捕らえ、反対派は国家から除名、つまり人間としての存在を否定されて当然という弾圧国家に変質させてしまった。

しかし、もしも複数政党を認めていたらどうなんだろう?
けっきょくはおなじだったかもしれないが、ロシア共産党がソ連という弾圧国家をつくるまでには至らなかったのではないかと思う。

ひるがえってみて日本はどうか。
真理は一つだが、そこに接近する仕方は多様である。
「共産党」を名乗ることが、それだけで真理の独占者を意味しない。
現実に合致する方針を持たなければ淘汰されることは言うまでもない。

そして、なにも科学的社会主義をかかげる党が一つの国に一つしか存在しない理由があるだろうか?
日本ではロシアとは違った方法と道があると思うのだがどうだろう?


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一国一前衛党論の破綻 

>しかし、もしも複数政党を認めていたらどうなんだろう?
>科学的社会主義をかかげる党が一つの国に一つしか存在しない理由があるだろうか?


日本共産党(歴代幹部)もお好きな一国一前衛党論は、ソ連東欧の旧体制の崩壊によって現実に破綻せざるを得なかっただけでなく、戦後日本社会における「主権者」規定の憲法論的問題性(左翼陣営にとっては「変革主体」規定の問題性)によっても見直しが不可避になっているんだよね。

「崩壊」を「歓迎」せざるを得ないような「巨悪」の後継政党に対し別党コースが不可避だったのは、ソ連東欧のような旧「社会主義」国家だけでなく、イタリアのように旧共産党が四分五裂した国でも同様だった。
また、コミンフォルムの「指導」によって永住在日外国人を共産党外に放逐した日本でも、「在日」の参政権問題が近年浮上してくる中で、「一国一前衛党論」の見直しに直面せざるを得なくなっている。

この問題も、今日的な再検討が強く求められているんだよねw

PS: なお、現行憲法制定以前は、日本共産党も「国民主権」ではなく、人民主権(広義の「主権在民」)を主張し、規約・綱領でその主張にそった立場を明記していたことは忘れられてはならない!

あと、「真理は一つ」なんかじゃありませんよ!!!
「地球は丸い」というのは「真理」だろうけど、「地球は回転している」というのも「地球の上には人類が生存している」というのも真理です。
この点は、設問を絞り込んだ場合でも同様です。
真理は、先人たちが言うように、「総体的あり」「多面的であり」「具体的である」・・・・・・のです。だから「登山路の多様性」なども起こり得る。

しかし、、オレは、今現在「分派の勧め」などはしていませんよ!念のため。
  • posted by バッジ@ネオ・トロツキスト 
  • URL 
  • 2013.03/23 10:04分 
  • [Edit]

一国一前衛党(=共産党)論と民主集中制 

は、事実上、論理上、繋がっているんですよね。
両者は共に弁証法的唯物論的な認識-実践論から発生している系論です。だから、それらの再検討にも困難が伴う。「一国一前衛党」と「民主集中制」の問題では、片方だけを否定したりすることは出来ません。哲学的にガッチリと繋がっていますからね。

ところで、宮本顕治の民主集中制論にある「『民主』と『集中』の弁証法的統一」論なども、今日的な哲学水準からみると非常にお粗末な床屋政談なんですよね。ペガサスさんのブログにもちょっと書いたんですが、これからはここで再論、詳論して行きたいと思います。

宮本は、「民主」と「集中」を対立物であると見て(そのことには異論はない)、両者は統一し得る、だから民主集中制には問題はないんだと言うけれども、事はそんなに単純ではありません。弁証法の「対立物の統一」では、ヘーゲル的な概念的統一(=ヘーゲルの国家観が現状聖化論に帰結してしまった原因である統一)にマルクスが振動的統一(=矛盾の運動化、実在性・存続性の主張)を対置し、宮本やヘーゲルのような対立物の直接的統一は、概念的統一の建て前にもかかわらず対立する両極間での振動や両極の分離状態の永続に帰結してしまうことを暴露していたのですからね。

その理由は、唯物弁証法の「対立物の統一」は「矛盾の止揚」のことでもあるのですけれど、この「止揚」には、①「矛盾の解決」と②「矛盾の解消(=撤廃)」の二つのケースがあり得るからなんです。

①の「矛盾の解決」とは、例えば、商品交換関係から貨幣が発生しても商品は依然として存在し続けるのだから、商品の使用価値としての特殊性・個別性と、商品の価値としての一般性・普遍性の間の矛盾は、その解決態として貨幣を産出することによっても貨幣とは別個に残り続け、社会主義社会における賃労働(者)と資本(家)の間の対立関係の止揚のような事態とは異なるのであり、②の「矛盾の解消」ではないのだという解明です。
マルクスも「価値としては商品は一般的であり、現実の商品としては商品は特殊的である。この矛盾は、・・・・商品が・・・・(商品と貨幣に)二重に措定されることによってしかlösenされない」と書いて、aufhebenとlösen(またはauflösen)をハッキリ区別しています。
つまり、貨幣を産出する際の商品の「矛盾の止揚」は、LösenでしかなくAufheben(矛盾の高次形態への解消=社会主義体制の誕生)とは異なる、ということです。矛盾の「運動化」と「根拠への還帰(=矛盾の撤廃)」とは異なる事態なのです。

民主集中制における「民主」と「集中」の対立と統一でも、宮本の言う「統一」は、社会主義社会の誕生のような労働と資本の対立の高次形態への止揚(aufheben)ではなく、しょせんは諸商品と貨幣が併存する市場経済社会(=資本制社会)のような事態の存続に過ぎないのですから、ヘーゲル的なあるべき予定調和的平穏状態(=事実上の社会主義の完成)ではなく、マルクスが喝破した「矛盾の運動化」でしかないのです。「民主」と「集中」は、党内で「統一(=貨幣の産出)」出来ても、前提である一般社会では「分離・対立(自由な言論・行動の市場)」が憲法的規定により保障(!)されてもいる、ということです。

こんな問題一つとっても、20世紀マルクス主義なるものは、まことに怠惰・怠慢な理論的態度しかとってこなかったということでしょうね。
民主集中制は、あるべき・来るべき社会主義社会などとは違うのです!
せいぜい、「正しい(合目的的な)」認識の共有により目的を実現するための、階級闘争が不可欠な時代に特有な「必要悪」(←これも「実在=実存する矛盾」である)でしかない、ということです。
  • posted by バッジ@ネオ・トロツキスト 
  • URL 
  • 2013.03/27 10:27分 
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男性/スライム系(LV61・HP715・MP1952)/高知県に生息/酒席は好きだが、晩酌はしない/どちらかといえば「凝り性」/美徳は「きまぐれ」/ウルトラマラソンに向かって日々鍛錬中!!/嫌いなことは陰口と意見を無視する態度
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