FC2ブログ

土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

Entries

「スターリン秘史」序説

不破哲三さんの「スターリン秘史」が雑誌「前衛」2月号から始まった。コミンテルンの最

後のリーダーだったディミトロフの「日記」を縦糸にして、様々な歴史的事実を横糸にスターリン覇権主義の実像に迫る連載。

まず応援のクリックをお願いします!

スターリン問題については以前から強い興味を持っていたので、毎号関心をもって読んででいる。
だが、取り上げている事象が広範囲に及ぶために、読むだけでは立体的に理解するのはむずかしいので、Excelを使って「年表」をつくった。
1919年のコミンテルン創立から、当面、1945年12月まで、ソ連、コミンテルン、ドイツ、欧米、極東で起きたことを年表にするのだ。

連載のなかで明らかにされる事実も加えていくことになるが、ボッファ「ソ連邦史」、ソ連極秘資料集「大粛清への道」、モロトフの「スターリン極秘書簡」などから書き込んでいる。

スターリン主義は、スターリン個人の性格に負うところも少なくないが、ロシア(ソ連)という社会、風土、歴史に負うところも少なくないと思う。
当然、ロシア(ソ連)をとりまく各国の動向もそうである。

資料を読んでいて感じたことは、誰もがそうしようと思って行動したのではないのに、気がつくと自らが粛清の告発者となり、粛清の犠牲者となっていったことである。
そして世界で初めて働くものの国をめざして革命を起こした党は自滅した。
読んでいて戦争につきすすんだ日本を見ているような錯覚に陥った。

モロトフが大粛清時代の党は正しかったとして、1975年にある人物に語ったことは印象的である。
-----(引用開始)-----
モロトフ 第一に、すべて民主集中性にもとづいておこなわれた。…いいですか、少数派が多数派を追放するという事態は起こらなかった。段階を追って進行した。70人が10名ないし15名を追放し、ついで60名がさらに15名を追放した。すべてが多数派と少数派の原理にしたがっておこなわれた。
チューエフ それはすぐれた戦術だという証明にはなるが、まだ正しさの証明とはなりませんね。
モロトフ でも一言いわせてもらいたい。それはじっさいの事件の流れに対応しているのであって、たんなる戦術じゃない。さまざまな部署での激烈な闘争のなかで、事態がしだいにはっきりみえてきた。場所によっては見逃すこともできた。信用できなくても、そのままにしておくことができた。場所によっては大目に見るわけにはいかなかった。そこで、段階的に、民主集中性の原則にしたがって、形式上のルールに違反せずに、おこなわれた。本質的には、中央委員会のこの多数派のなかから、少数派が残るという形になった。ただし形式上のルール違反はなかった。民主集中性の侵犯はなかった。前途の障害を取り除くというかなり急速なプロセスだったとはいえ、段階を追って起こったことなのだ。
-----(引用終了)-----

いろいろと考えさせられるやりとりである。


☆きょうも読んでくれてありがとうm(__)m
 サヨクブログのランキングアップにご協力を!
  励みになります。ポチッとおねがい!
↓    ↓   ↓
にほんブログ村 政治ブログへ

*Comment

ファシズムの場合もそうだけど 

単純で機械的な多数決原理の適用は、階級的利害が一致していると通念されている組織内においても独裁に転化するんですね。
  • posted by バッジ@ネオ・トロツキスト 
  • URL 
  • 2013.02/18 18:15分 
  • [Edit]

近畿の野次馬 

お久しぶりです。
今回の記事で思ったのですが、改めて民主集中制自体には別に問題があるわけではないのですね。これくらいなら日本であれ欧米であれ、政党であれ私企業であれいくらでもありそうですし。
スターリンの場合、その反対者を死刑にするとかシベリアへ流すとかしまくった事こそが問題なのではないでしょうか?僕の場合はそう考えます。
  • posted by 民主集中制の問題じゃなさそう 
  • URL 
  • 2013.02/23 10:18分 
  • [Edit]

ボリシェビキの自殺について 

バッジさん、近畿の野次馬さん。
ロシア共産党の問題については、しばらく追跡して書くつもりです。
絡んで下されば幸いです。
  • posted by 土佐高知 
  • URL 
  • 2013.02/23 11:19分 
  • [Edit]

バッジさん! 

どこ行ったの〜〜。
  • posted by 阿波太郎 
  • URL 
  • 2013.02/28 11:33分 
  • [Edit]

民主集中制批判の問題について 

独裁体制と同一視して語る論調が学者の中にも
かなりいるのですが、それでは天皇制やファシズムと
どう違うのかという視点が抜け落ちてしまうと思います。

また、天皇制が維新直後から鉄の掟として存在しなかった
ように、時代ごとの変化を論じる視点も見受けられません。

このような地理的・歴史的比較検討もなしに
体制そのものに責任を問うことは、結果的に個人の責任を
免罪してしまうことになるのではないでしょうか?

実際、日本史でも天皇制に原因を求めるあまり、
天皇個人のイニシエイティブを無視する考えは強いように思います。

ついでに言うと、民主集中制は民主主義と中央集権の
混同形態ですが、批判者の多くは、後者の側面にのみ
言及し、民主主義の問題性については議論がされません。

少数派の意見が無視されるのは沖縄基地やベトナム戦争を
はじめとして、日本やアメリカなどの民主主義国家でも見られる
現象です。衆愚政治への堕落というデモクラシーが持つ問題
への批判がこの件に関して欠落しているように感じます。

私としては、沖縄集団自決や慰安婦、強制連行が天皇制だけで
説明できないように、ソ連史においては、もっと多角的な解析が
必要だと思います。その点において、体制を破壊すれば万事解決
という楽観論には賛成できかねません。
  • posted by 南光 
  • URL 
  • 2013.03/21 21:38分 
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

応援おねがいm(__)m

サヨクブログ興隆のために 1日1回それぞれポチッと!!↓


にほんブログ村 政治ブログへ

カレンダー

09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

アンケートのおねがい

このブログへの評価をおねがいします。これからの記事に反映させていきたいと思います。

プロフィール

土佐高知

Author:土佐高知
男性/スライム系(LV61・HP715・MP1952)/高知県に生息/酒席は好きだが、晩酌はしない/どちらかといえば「凝り性」/美徳は「きまぐれ」/ウルトラマラソンに向かって日々鍛錬中!!/嫌いなことは陰口と意見を無視する態度
◎ブログの考え◎
TBは、削除しません。ただし、アダルトやスパム、記事に直接関係のないものなどは警告なく削除します。
コメントへの書き込みは、管理人および訪問者の意見交換の場と考えていますので、反対意見でもフレンドリーかつ建設的な態度で行なっていただくようお願いします。無意味な文字の羅列や、コピペ、他者を誹謗・中傷する(この判定は下記のとおり)コメントは警告なく削除する場合があります。多重ハンドル禁止など、ネチケットをまもることは、最低限のルールであることは言うまでもありません。
その他、ここに明文化していないことは土佐高知の判断に属します(重要!)。
紹介している商品の取引は、それぞれの責任でおこなってください。当ブログは一切の責任をおいません。

MAILをどうぞ!

ここでは書けないご意見、お問い合わせをどうぞ。

名前:
メール:
件名:
本文:

全記事(数)表示

全タイトルを表示

最近の記事

月別アーカイブ

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

QRコード

QRコード

FC2拍手ランキング

ブロとも申請フォーム

埋め込み

右サイドメニュー

トコトン共産党

ご訪問ありがとう

ただいまのご訪問者

現在の閲覧者数:
無料カウンター

ブログ内検索

商品検索

賛同TBセンター


「しんぶん赤旗」

ブログジャンキー

わたしのオススメ

お薦めの本、CDなど



















アフリⅠ

アフリⅢ