土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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戦争体験を語り継ぐ使命

西土佐ふれあいホールで開かれている「写真展・西土佐の満州分村を語り継ぐ」(8月1日

~31日)を見に行ってきた。「満州分村」とは、戦争中に国策ですすめられた満州植民計画で、貧しい農村から開拓団を募った。

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それに応じた村が旧江川崎村。
村長がリーダーシップをとって、移民団を組織して分村をすすめた。
ここの主要産業は木炭と養蚕。
ところが恐慌によって養蚕は輸出不振となり、木炭も値下がりした。
それに洪水が追い打ちを掛けた。

戦争をすすめる天皇制政府は、農村対策と満州の防衛・植民化の一石二鳥の策としてこの計画を進めた。
内務省を通じて各府県に指示が出された。
だが本能的に危険を察知していたところでは、積極的に募集に応じようとしなかった。
府県担当者は指名してすすめようとした。

しかし、旧江川崎村では違っていた。
当時の村長が積極的にすすめたのだ。

しかし、それは悲劇の始まりだった。
満州開拓団は日本の側からは開拓でも、満州に住む人たちからみれば「略奪」「侵略」となった。
旧江川崎村の開拓団は、ソ連参戦、敗戦のなかで大きな犠牲をうけた。

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一人で写真展をみていると、主催者の方が声をかけてくれた。
「熱心にみてくれてありがとう」
「いえ、勉強になります」
「中村から来たのですか?」
「ええ、そうです」(記帳していた)

「だったら、この写真をみてください」

120812_1333~01

「この写真は、江川崎の開拓団が分村前に研修にいった時の写真です」
「研修に行ったのは大連泡開拓団で、その開拓団はここに書いているように中村町や具同村、後川村、富山村、佐賀町の人たちが作った開拓団です」
「ここに10人の子どもたちが写っているでしょう?もし無事に日本に帰ってこられたのなら、その人たちは生きておられるかもしれません。心当たりはありませんか?」
その方はすがるように問いかけてきた。

しかし心当たりはない。
「残念ですが心当たりはありません」

「そうですか。残念です」
見るからに落胆したその人に言った。
「でも、これだけの写真展だから中村でもやったらどうでしょうか?それにこの写真を広報に載せればあるいは手かがりがあるかもしれません」

後日、市長にお会いした時にその話をした。

この間、写真展の仕掛け人の一人でもある「高知新聞」の楠瀬記者から「相談がある」と連絡があった。
「市長が先行で中村での満蒙開拓団の写真展を9月にセットした。ついてはそれだけでは不充分なので特攻と戦地からの手紙をセットにしたものにしたい」とのことだった。

戦地からの手紙を出版した「ミモザの会」の方たちともあって、9月に「資料展『幡多と戦争』」を開くことにした。
戦争について語り継ぐことはまだまだ尽きない。


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男性/スライム系(LV61・HP715・MP1952)/高知県に生息/酒席は好きだが、晩酌はしない/どちらかといえば「凝り性」/美徳は「きまぐれ」/ウルトラマラソンに向かって日々鍛錬中!!/嫌いなことは陰口と意見を無視する態度
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