衆愚政治か民主主義か？

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は最高。いまの日本国民、特に東京、大阪などの大都市圏の「衆愚政治」を喝破した点でトマス・ペインの「コモンセンス(常識)」に匹敵する名文だ。

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宮崎氏はいう。
自民党をぶっこわす！と言って解散総選挙を戦った小泉元総理。「何かやってくれそう」といった期待感を抱いた国民からの圧倒的支持を受け圧勝し、その力で彼にしかできない政策を強行した」
だがぶっ壊したのは弱者と地方だった。
その彼に力を与えたのは誰か？
「{私たち国民だ」
「政治の罪は国民の罪なのだ」

そしていま橋下市長率いる大阪維新の会に小泉政権の時と同様にＴＶメディアが注目する。
《彼らに、国民は小泉氏の時と同じように、「何かやってくれそう」といった期待感を抱き始めている。しかし彼が、彼の取り巻きたちが何をやろうとしているのか、何をやりたがっているのか、僕らは注意深く観察していないといけない。この国の民主主義は軽薄な衆愚政治にすぎないのか、政治道徳の理想と目的を達する手段なのか、歴史から試されているのは主権者である僕たちだ》

すごい。
ここまで喝破した文章をみたことがない。
メディアの諸君は刮目して読むべき。
それ以上に主権者が自覚すべきことは言うまでもない。

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