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2011.10/26 [Wed]
ゼロ戦の軽量化への執念
史料館にはゼロ戦が展示してあった。
係員の説明によると、日本にあるゼロ戦で最も再現度が高いものだという。
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なるほどコックピットまでみられるようになっている。
このゼロ戦は、鹿児島で引き上げられた二機のゼロ戦(21型と52丙型)を組み合わせて再現したもので52型仕様。
特攻に使用されたものだ。
引き上げられた残りの部品の一部も展示されていた。
燃料パイプに弾痕があり、係員によると一機はこれが致命傷になったのではないかといっていた。
係員の説明で、ゼロ戦の軽量化について初めて知ったことが二つあった。
一つは補助翼、エルロンなどは布張りだったということだ。
ゼロ戦の残骸写真をみれば、補助翼部分などが骨組みだけになっているのがある。
それは、その部分が先に腐食したのではなく布張りだったためだというのだ。
もう一つは尾部がベニヤ製だったということ。
これも引き上げられた部品で確認できたが、軽量化を追求した執念のようなものを感じた。
だがそれらは低出力エンジンで、いかに運動性能、航続距離を伸すかを追求したもので、防御面、パイロットの生命を犠牲にするものだった。
史料館の外には二式大艇が展示してあった。
それは翌日の取材ということで、史料館での一通りの取材を終えてホテルに引き上げた。(つづく)
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