土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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資料:日本共産党の原発政策④

なんだか日本共産党が原発ゼロミッションを唱えたことの一貫性云々したり、これまでの原

発推進論者が反省の弁(たとえば、小泉元首相)を述べても、本質的反省がないからダメだとかと突き放すはおかしいと思う。

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日本共産党が原発ゼロミッションを提唱したのは、3.11以降であり、それ以前は原発賛成とは言わないまでも、多少の猶予は認めていたことは事実である。

不破さんが国会で取り上げた質問内容は、先に紹介した党地方議員会議での東海村議員の指摘プラスアルファだった。

そのあとに日本共産党が原発問題でまとまった政策を発表したのは、1977年の「日本経済への提言」(1977年6月)だった。

これは先の民主連合政府綱領草案よりも、野党の立場でも日本経済に対して、改善すべきところを精査し提言したものである(こういうものは党派を問わず中央、地方を問わずもっと積極的におこなうべきと思う)。

この中で「提言」は次のように述べる(同書421ページ~422ページ)。
----(引用開始)----
日本共産党の原子力製作の基本は、①原子力の軍事化を阻止し、②研究・開発の民主的、総合的発展をはかり、③安全、有効な平和的利用をすすめることである。

今日、原子力エネルギーの研究・開発はまだ始まったばかりであり、とくに軍事利用のゆがみが、アメリカにおいては典型的にあらわれている。しかも、日本の場合は、燃料や技術の面で完全に対米依存となっており、自主的立場がきわめてよわい。また大企業の利益を優先させ、安全性がおどろくほど軽視され、長期的な展望に立つ総合的な研究・開発体制に欠けている。

 アメリカの新原子力政策によって、これまでの日本の原子力開発計画の破綻が明らかになった今日、原子力開発計画の全面的再検討、とくに、対米依存、従属からの転換を真剣にすすめることが必要となっている。
----(引用終了)----

そして①総合的な審議会の設置で、原子力問題の再検討の実施、②原子力安全委員会の設置(今日のそれではない権限を持つ)、③原子力発電所の全面的な総点検(必要があれば回収、改善や運転中止を明言)、④軍事利用の危険防止の措置、⑤自主的、民主的、総合的な研究・開発体制の確立をあげた。

それに基づく定量計算では「原子力発電については、先にのべたような厳しい規制を加える。われわれの計算では、現在着工中のものだけを考慮に入れ、それ以外のものはストップすると仮定している。さらに、完成しても、総点検の実施などで危険なものは操業を中止することもあり得るので、稼働率を政府見通しよりもかなり低く見込んでいる」と原発操業を前提としている。

日本共産党が新規原発建設中止を求めたのは、手元にある文書によると「日本共産党の政策1985年版」である。

そして基本路線は311以前まで変わっていない。

次に総括的な考証を加えたい。
予告的に言えば、誰も歴史を超えることはできない、2011年3月11日以降の認識で、それ以前の歴史を裁断できないということである。
それを云々するなら、世間の笑いものになるだろう(次回完結予定)。



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*Comment

 

かみ合っていないようですが、私は別に志位演説を否定などしていませんよ。
否定していないどころか、多くの党員や脱原発を目指す国民にやっと追いついたと喜んでいました。
しかし、中央は方針に変りは無いとしている。
方針は現状に合わせて変えるべきですし、変えて良いんです。
方針を変えるということは反省を口に出さずとも、反省している証拠ですから。

しかし、中央は方針は一貫しているという。
どうして反原発の人々を攻撃する基となった方針に拘るのでしょうか。
中央の無謬性でもって、過去に犯した過ちのように国民を指導しようと考えているのであれば、余計なことは止めて欲しいと思うわけです。
  • posted by キンピー 
  • URL 
  • 2011.06/01 04:14分 
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かみ合っているんじゃない? 

原発ゼロミッションは一貫していない。
そのことは中央も認めてるのではないかなあ(例によって歯切れは悪いけど)。
一貫しているのは「原子力の平和利用」。

そのことをわたしは古文書を辿りながら書いています。
  • posted by 土佐高知 
  • URL 
  • 2011.06/01 10:38分 
  • [Edit]

 

>一貫しているのは「原子力の平和利用」。

そう言ってますね。
そのことと志位演説が同一の立場であるいう説明は理解し難い。
核の平和“利用”を否定していないのであれば、今後の“利用”を考えても比較的安全な場所にある新式の原子炉ぐらいは安全性を高め厳重な管理の下、残して置く方が研究にとって有意であることは間違いありません。

しかし志位さんはゼロだという。
日本の航空機産業やアメリカの原発産業を見ても分かるように、技術は継承させ産業構造を維持させないと出直すことすら困難になるのですよ。
言葉の問題ではなく、現実問題として中央が言う一貫性には矛盾があります。

そこで私は、現状に合わせて政策転換することは当然であって、今回の志位発言は歓迎するが、無謬性を保持しようとする中央の姿勢が分からないし、今後の国民運動に対して悪影響が生じるのではないか?と懸念しているわけです。
  • posted by キンピー 
  • URL 
  • 2011.06/01 12:24分 
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平和利用=原発ではないでしょ 

原発ゼロミッションは、京都大学原子炉実験所などにある原子炉までやめろと言っているわけではありません。

新規原発建設反対あたりから、ゼロミッションへの布石はあり、311でゼロに踏みだしたと思います。

平和利用を原発だけに矮小化させてとらえるのはいかがでしょうかね。
  • posted by 土佐高知 
  • URL 
  • 2011.06/01 12:40分 
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一貫性に拘るのはマイナスだけど… 

それはともかく、記事本文ですが、確か2000年に行なわれた党大会では、確か商業用原発からの「撤退」を、公式にも決議していたと思います。(記憶ですが…積極的に参加していた大会だったので)

2000年というと11年前ですから、まだ「公式の脱原発」路線の歴史は「浅い」ですが、それでも3・11以降という情けない結果よりは、マシな筈です。(苦笑)

私も、何故そこまで中央が「一貫性」=【無謬神話】に拘るか?の理由としては、あくまで【現在の形での】民主集中制の維持という事を前提として、外部の【国民向け】ではなく、内部の【結束を図る】という内向きな理由しか思いつきませんが、それは結果として、内部では「空想的」で済んでも、外部からは「詭弁」に映り、党への国民の信頼を、逆に損なう「マイナス」にしか思えません。

私は、党の戦闘力維持の為に=行動では「集中」しても、党の活力の為に=言論では分派的な事は認めても良いと、民主集中制の「改善」を求めたいですし、【党首だけ】は現状の5段階の間接選挙ではなく、対立候補(中央委員だけでも構わない)も立てた、直接選挙で党員の「信を問う」という形で、更なる党の近代化を図る事で、こういった「一貫性」への拘り=【無謬神話】も消えていき、変化や活力に富んだ党になり、党外からの「見る目」も変わっていく事を、期待していますが…(笑)

やっぱり、ありました。 

日本共産党資料館
http://space.geocities.jp/sazanami_tusin/congress2/22th/decision22th.htm

日本共産党第22回党大会決議(2000年)
第三章 「日本改革」の提案――21世紀の未来はここにこそある
(8)日本国民の21世紀の生存と生活の基盤をまもる政治を

…の4番目

(引用開始)
――エネルギー……政府は、21世紀のエネルギーを、原子力発電所の大増設と、プルトニウムをくりかえし利用する路線に頼り切るという政策をとっている。このようなエネルギー政策をとっている国は主要国では日本だけである。欧米の主要国のほとんどが、原発建設計画をもたず、プルトニウム循環方式からも撤退しているなかで、日本のエネルギー政策の異常さはきわだっている。世界の主要国で放棄された政策にしがみつく政府の姿勢は、この問題でも国民の未来を危険にさらす。

 昨年スウェーデンが原発の閉鎖に足を踏みだしたのにつづいて、ドイツが2020年代初めまでに原発を全廃することを決定した。原発大増設とプルトニウム循環方式という危険きわまりない政策を中止し、低エネルギー社会の実現、再生可能エネルギーの開発をすすめながら、原発からの段階的撤退をめざすべきである。
(引用終わり)

余談としては、この時点で、これまで「反原発派」に加えてきた「反科学主義」との【現場での罵倒を公式に謝罪】して、それまでの「原子力の平和利用」という路線には、能天気にも「原子力発電」も加えていた事を、率直に公式に認めて、我々は「公式に路線転換」しましたと、自他(内外)に【明白な総括】を行なうべきでしたね。

ここでの議論を受けて… 

下記(↓)の私の拙ブログの記事に、大幅な【加筆】を行ないました。

http://blue.ap.teacup.com/nozomi/119.html

メモ 

旧綱領「党は、原子力の軍事利用に反対し、自主・民主・公開の三原則の厳守、安全優先の立場での原子力開発政策の根本的転換と民主的規制を要求する。」

1985年11月の17回党大会での綱領一部改正で挿入。
  • posted by 土佐高知 
  • URL 
  • 2011.06/01 16:30分 
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>平和利用=原発ではないでしょ

一般的にはそうです。
共産党もその文脈で核の平和利用を語っていたはずです。
ですから“利用”を引っ込めて、学術的な研究に後退させるのであれば、方針の変更と言わなければ意味が通じません。
  • posted by キンピー 
  • URL 
  • 2011.06/01 18:05分 
  • [Edit]

 

>原発からの段階的撤退をめざすべきである。

あらら。
しかし、それでは「核の平和利用について一貫している」と今も言ってるのですから尚更意味不明です。
安全保障と同じく真面目に考えたことが無いのではないでしょうね。
なんだかウンコみたいな中央について議論することが馬鹿らしくなってきました(苦笑

やっぱり良心的な党員諸兄は、庶民に寄り添いながら一人のコミュニストとして運動に参加するほうがよさそうですね。
中央が過去の反省も無く国民的運動を指導しようしてきたら、ちゃんと国民的運動の防波堤となる。
ま、アホは無視するのが一番ですが。
  • posted by キンピー 
  • URL 
  • 2011.06/01 18:26分 
  • [Edit]

本部に出かけて 

本部で開かれる集会などに出かけてズケズケと言わなければダメですよ.数年前にその経験がありますが,確かに「浮いた」感じですが,特にリスクはありません.後で発行された報告文書では無視されましたが・・・.面倒がらずに多くの党員がそういうことをしないと・・・.

 

皆さんの真剣なコメントのやり取りを拝読させて頂いています。

政局が動こうとしている昨今、ふと思ったのですが、今回不信任案がもし通過して解散総選挙になったら、また日本共産党は議席を減らすことになるのでしょうか。

知る人ぞ知る素晴らしき職人技、路地裏では有名。でも表通りでは誰にも知ってもらえない、、、。
もっとアピールしなけりゃ駄目ですね。目立ってナンボ!という部分もあると思います。
チャンスなんだけど・・・。
  • posted by 阿波太郎 
  • URL 
  • 2011.06/02 10:27分 
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~なんだか日本共産党が原発ゼロミッションを唱えたことの一貫性云々したり、これまでの原 発推進論者が反省の弁(たとえば、小泉元首相)を述べても、本質的反省がないからダメだとかと突き放すはおかしいと思う~

 その通りかと。過去に原発を推進または容認していた事実をなかったことにしようと隠蔽する不誠実な態度は許されないが、色々な経緯の中で原発についての認識を変えていった、あるいは変えていこうとする姿勢についてまでは非難できない。
 共産党が原発への認識を変えていったこと、そして、小泉さんが自民党政権が国策として原発を推進してきたことを過ちの一つと認めたこと自体は、とりあえずそれぞれの「進歩」として評価すべきだろう。それを否定するならば、そもそも反省すること事態が意味のない行為になる。
 共産党に過去への反省がないならば、そこを批判することは大いに結構だが、原発に対する認識を変えたことを必死に批判するのははっきり言って馬鹿だ。同様に、自民党政権の過去の原子力政策を批判するのは結構だが、自民党からそれへの反省が語られるようになったことを批判するのは馬鹿だ。そんなんでは「反省する必要などない」と言っているも同然である。
 自民だろうが民主だろうが共産だろうが、異なる政治的立場の者に噛み付きたいだけの批判はみっともない。
どういう政治的立場であろうと冷静に、そして科学的でありたいものだ。
  • posted by コミュニスト 
  • URL 
  • 2011.06/05 00:38分 
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