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「差別ハガキ」自作自演事件
糾弾 新連載第1回 高山文彦 部落差別ハガキ自作自演事件はなぜ起きたか」である。へえー、こんな事件があったことを知らなかった。
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さっそくネットで調べてみると、昨年夏の事件。
これも知らなかった。
ウィキペディア「立花町連続差別ハガキ事件」から要約する。
「事件」は2003年12月、立花町教育委員会社会教育課に嘱託職員として勤務していた高山氏の連載では「山岡一郎」と呼ばれている(以下、それに倣う)人物のもとに、一通の葉書が到着した。
差出人は実在しない「立花町子ども育成会」を名乗り、山岡一郎を部落出身者として名指しし、社会教育課をやめることを求める内容。
以後、ハガキ・封書は44通、本人だけでなく社会教育課などにも送りつけられた。
当然、部落解放同盟は「差別事件」として取り上げ、「学習会」と称する糾弾会などを展開した。
山岡一郎もそれらに積極的に参加し、次のように訴えた。
「みなさんのこの怒りが大きなうねりとなって犯人に届くことを願っています」
「不安と怒りの日び。だんだんとエスカレートし、実際に私の家に空き巣が入った流れを見ると、身辺に危害が加えられてきており、子どもへ危害がおよばないかが、いま一番心配で不安でいっぱいです」
「差別は命をも奪いかねません。何も手だてしないことは、差別にじっと我慢していなさい、差別を受けたら死になさいということになる。正しいことを伝え、これはおかしいよという立ちあがりをつなげるなかで、真に差別がなくなることを願う。みなさんの怒りの行動が、熱として光として力になる。1人でも多くの人をつなげ、部落差別を、あらゆる差別をなくしていこうではありませんか」
そして旧立花町はもちろん、福岡県議会にまで取り上げられ、知事は「極めて悪質な人権侵害事件でございます。したがいまして、我々としましては、一日も早く犯人を捕まえまして、この事件を解決しなければならないと思って努力いたしております」と表明した。福岡県警本部長も「捜査の具体的状況につきましては、今後の捜査に支障がありますので答弁を控えさせていただきますが、本件は長期にわたる悪質な犯行でありますことから、今後、鋭意捜査を推進してまいる所存であります」と答弁した。
ところが警察の捜査が進展すると、これらの葉書や封書の差出人は山岡一郎自身ではないかとの疑いが強まり、警察は2009年7月7日、山岡一郎を逮捕した。偽計業務妨害罪の疑いでである。
取り調べのなかで山岡は「すべて自分が送った」と容疑を認め「被害者になれば町が嘱託の雇用契約を解除しにくくなると思った」と供述。
9月に始まった裁判でも山岡は起訴事実を認め、10月の判決では懲役1年6月執行猶予4年の有罪判決となった。
結局、山岡の自作自演に町も県も警察も教育関係者も振り回された事件であるが、高山氏によると山岡はいまになって「自分がやったんじゃない」と言い始めているという。
懲りない男である。
また、大騒ぎした部落解放同盟は11月になって「今回の「偽造事件」があったからといって、実行者が特定できない他の差別事件を闇に葬ることはできません」「今回の問題を口実にした同和行政の後退は許されません」との声明を出すとともに、かつてこの事件を教材に「解放教育」を施された子供たちに対しては「このハガキを見て、知って、「こんなことは許せない」と思った感性は大切にしてほしい」と呼びかけたという。
こちらも懲りない面々である。
ウィキペディアによると、この種の「自作自演」は他にも次のようなものがあるという。
解同高知市協「差別手紙」事件
篠山町連続差別落書き事件
滋賀県公立中学校差別落書き自作自演事件
一ツ橋小学校事件
高知県関係が2件。
自作自演とは違うが、高知県政を食い物にした「モード・アバンセ 闇融資事件」も同和がらみである。
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