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土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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ストップ!!プルサーマル

きのうの「原発依存からの転換を!」
に質問が寄せられたので、それにお答えする記事を書くことにしたい。

質問は次の三点(文字色の異なるところが質問)で、②の「MOX対応」というのは、ご指摘のように「MOX燃料を使用することに対応した」という意味であるので、記事の内容を正確に訂正することでお答えとしたい。お礼を申しあげます。
 ①原発大事故(炉心溶融)がおきたら、ウラン燃料の場合とけた違いのひろい地域が汚染されるとあるが、
 ウラン燃料の汚染力のデータがないと比較のしようがありません。どれくらい違うのでしょうか?
 ②普通の原発はMOX対応になっていないので危険性は非常に高まるとありますが、
 普通に考えてMOX対応せずにMOX燃料を使用するとお考えでしょうか?
 ⑤MOX燃料は、ウラン燃料の14倍の価格で電気代に反映されるとあるが、
 このデータは燃料の重さあたりでしょうか、それとも発電量あたりでしょうか?




まず、ウラン燃料とMOX燃料とで原発大事故(炉心溶融)がおきた場合の汚染度合いについてのデータだが、
愛媛・伊方原発 プルサーマルを考えるで佐々木さんは次のようにのべている。
「アメリカの核管理研究所科学部長のエドウィン・S・ライマンさんは論文「日本の原子力発電所で重大事故が起きる可能性にMOX燃料の使用が与える影響」で、従来の低濃縮ウラン燃料を利用する場合にたいして、MOX燃料を利用する場合は危険が倍増すると指摘しています」

ここで引用されているエドウィン・S・ライマンさんの論文
日本の原子力発電所で重大事故が起きる可能性にMOX燃料の使用が与える影響は次のように述べている。
「炉心の4分の1にMOXを装荷した場合、低濃縮ウランだけの炉心の場合と比ベ、重大事故から生じる潜在的ガン死は、42~122%、急性死は10~98%高くなる。数値の幅は、アクチニドの放出割合の取り方による。炉心全部をM0Xとした場合、潜在ガン死の数は、161~386%、急性死の数は、60~480%高くなる。炉心に占めるM0Xの割合と、放出されるアクチニドの割合により、原子力発電所の半径110キロメートル以内の地域で、何千、何万という数の潜在的ガン死が余分にもたらされることになる。(この距離は、計算上の便宜のために選ばれたものであり、この地域の外でも影響が生じることはいうまでもない。)」

次にMOX燃料の価格についてである。
これは燃料の重さあたりの比較である。
脱原発ネットワーク・九州事務局(℡093-452-0665)が発行した、マンガパンフレット「あの日を二度とくり返さないために」からの引用になるが、
①2015年までにできる使用済み核燃料を
②約12兆円かけて青森六ヶ所村の再処理工場で4800トンのMOX燃料にする
③その他の経費込みでトン当たり約28億円(ウラン約2億円の14倍)
④ただしこれは再処理工場が100%稼動の場合で、東海村の稼動実績20%にするともっと高くなる。
電力会社は、この価格を電気料に含めて回収することになる。

こんなバカげた計画!!
プルサーマル計画を阻止しよう!!


MOX燃料については、以下のサイトも参考になるので紹介しておく。

核情報 MOX・プルサーマルの基礎知識

低濃縮ウラン燃料とMOX燃料のコスト比較


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 質問に丁寧にお答えいただき有難うございました。私も質問しっぱなしでは良くないと思いましたので、少々プルサーマルについて調べてみました。
 ⑤の価格については、燃料の重さあたりですね。ただ元々原子力発電のコストの多くは設備費とメンテナンス費が占め、材料の価格が多少上がってもトータルコストはあまりかわらないそうです。四国電力では全体で1%程度コストが上がると試算しているそうです。
 ①は、なるほど、ほぼ倍の被害が出るということですね、有難うございました。
 私はこの点電力会社側に問題があると考えていまして、電力会社の主張では防護壁を超えて被害が発生するという想定をしていないようです。起こらないと考えていい位このリスクは低いのでしょうか?どちらにせよ発生リスクと被害リスクを電力会社は明確にすべきだと思います。
 ともあれご丁寧に有難うございました。
 
  • posted by ゲッピー 
  • URL 
  • 2006.02/17 17:54分 
  • [Edit]

どもどもです。 

そうですよね。
電気料が14倍はならないですよね。
四国電力では1%ですか。
電力会社もリスクを負うんですよね。
このプルサーマル計画というのは…。

電力会社の安全性の想定はどうなんでしょう?
よくわかりませんが、これほんとに完全絶対100%という保障がないとダメだと思いますよ。

航空機事故より少ない確立でもダメだと思います。
絶対に事故がおきないという保証がないかぎり!!

だって、一度おきれば、ん100年にわたって住めなくなるんですから(それでも金のない人はすむかもしれませんが)…。

プルトニウム精製と一体 

六ヶ所村のプルトニウム精製計画と一体ということをお忘れなく.再処理施設は大量の放射能を環境に放出しますが,何よりも,イランや北朝鮮では大問題にされる核兵器材料の製造ということも,重大な要素です.次に関係資料を置いています.
http://blog.so-net.ne.jp/pegasus/archive/200502

 

 >プルトニウム精製と一体
あれ、そのプルトニウムがたまってしまい、国際的な批判が高まるのを防ぐために、プルトニウムを発電で消費しようと言うのがプルサーマル計画の目的のひとつだったような気が。
  • posted by ゲッピー 
  • URL 
  • 2006.02/19 23:03分 
  • [Edit]

まもなく六ヶ所 

> あれ、そのプルトニウムがたまってしまい、国際的な批判が
それだけならともかく,六ヶ所事業所で新たに生産するのです.間もなく使用済み燃料を使った「アクティブ試験」が始まろうとしています.
http://www.jnfl.co.jp/press/pressj2005/pr060214-1.html
ニュースサイトになかなか見つかりません.ほとんど報道されない,これがまさに問題ですね.以下は反対側のサイトの情報です.
http://kakujoho.net/rokkasho/lttr_sen.html
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/ceff51e51208507576d161d1d89b1373

 

 >六ヶ所事業所で新たに生産するのです
 正確に言えばプルトニウムを作るのではなく、原子力発電により発生したプルトニウムを使用済み燃料から取り除くのです。使用済み燃料にはまだ使えるウラン燃料が大量に残っていますから、プルトニウムを取り除き、再利用するのです。当然取り出したプルトニウムの用途が問題になりますから、それを発電に使おうと言う話がプルサーマル計画です。
 要は今まで外国にやってもらっていたウラン精製を国内でやるためにプルサーマルをやろうという話なのです。
  • posted by ゲッピー 
  • URL 
  • 2006.02/20 18:29分 
  • [Edit]

 

>使用済み燃料にはまだ使えるウラン燃料が大量に残っていますから、プルトニウムを取り除き、再利用するのです。
てか、この回収ウランは、死の灰が取りきれずに扱いにくいから、まったく使われていないそうですよ。
そして、これはまったく使う計画がないとか…。

脱原発ネットワーク・九州事務局(℡093-452-0665)が発行した、マンガパンフレット「あの日を二度とくり返さないために」の受け売りですが…。

となると再処理は、プルトニウム抽出が目的といってもいいと思います。

美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会 

アクティブ試験反対の最新情報が載っています。↓
http://www.jca.apc.org/mihama/toppage3.htm


 

 えっ、海外にわざわざ持っていって再処理したウランも使ってないのですか?もし本当ならひどい話ですね。ただ電力会社の主張と正反対ですので、鵜呑みにはしづらい話です。ここ、要勉強ですね。
  • posted by ゲッピー 
  • URL 
  • 2006.02/20 21:03分 
  • [Edit]

そうですね。 

わたしもいまのとこ、そのパンフしか材料がないもので…。

わかったら教えあいましょう(^○^)

まずこういうのがありました。 

核燃料リサイクル専門部会報告書
「我が国における核燃料リサイクルについて」(1991年8月2日/原子力委員会核燃料リサイクル専門部会)
http://kakujoho.net/mox/rep1991b.html

「6.回収ウランの利用方策
 再処理により回収されるウランについては,資源リサイクルの考え方を一層進める観点から,その利用を積極的に図ることが重要である。経済性及び利用可能量の点で最も適切であると考えられるのは再濃縮によるリサイクル利用方法であり,国内においては,これまでの成果を基礎に,実用規模における転換,再濃縮,加工及び原子炉での利用に関し,民間関係者と動力炉・核燃料開発事業団が協力して開発を行い,将来の本格的利用に備えることが適当である。
 また,海外に委託している再処理からの回収ウランについては,輸送の効率性等から考えて,海外において転換し再濃縮することが適当であり,電気事業者は必要に応じ,そのための準備を進めていくことが望ましい。なお,この転換又は再濃縮が我が国と原子力協定を締結していない国において行われる場合は,平和利用担保のための必要な措置を新たに講じる必要がある。」

どうやら海外で再処理された回収ウランは、持ち込まれていない疑いが濃いみたいですね。

次はこれ。 

「12/25佐賀新聞・12/28毎日新聞(西部版)・12/29西日本新聞・1/21読売新聞(西部版) 全面意見広告」について(2006年1月24日 電気事業連合会)
http://www.fepc.or.jp/news/topics/nuclear/20060124.html

そのなかで
7. 「95%再利用可能です、と宣伝しても、実際に使用するのは1%のプルトニウムだけ。」〔右中央〕
との意見に対して、
次のように書いています。
<事実関係>
 当面、プルトニウムの利用が中心になりますが、ウランの需給が中長期的に逼迫することが予想され、また、原油価格が極めて高い水準を続けている中で、回収ウランが将来的にわたって重要なエネルギー資源であるという事実は変わりません。
 再処理により発生する回収ウランに関しては,ウラン資源の有効利用を一層進める観点から,リサイクルを行っていくことが重要であると認識しています。これまでにも国内外で回収ウランをウラン燃料として再利用した実績があります。
------------
この最後の部分で「実績はあります」としています。
しかし、「国内外」というあいまいな表現で、「いつどこそこでこれだけ」というものがなく、民主党の「ホリエモンメール」のような、トーンとして弱い印象ですね。

これできょうは最後かな…。 

「グリーンコープ生協さが」が昨年9月15日におこなった九州電力との質疑応答です。
http://www.greencoop.or.jp/release/

以下、当日の質疑応答部分からの抜粋です。
http://www.greencoop.or.jp/release/news/img/puru338.pdf
(6) 「95%再利用可能」の宣伝について
九電は、使用済み核燃料の「95%再利用可能」について、「回収ウランは、天然ウランの需給動向や価格で使うかどうかの判断になる。現時点で具体的な計画はない」
6との回答でしたが、なぜ回収ウランを優先して使わないのかをご説明ください。
①リサイクルを大切にされるのであれば、当然「回収ウランを優先して使用する」
のが基本的な考えと思いますが、「回収ウラン」を優先して使わない理由を明らかにしてください。積極的に使わない事情には、「回収ウラン」より天然ウランの方が「価格が安い」、あるいは「回収ウランが扱いにくい」ということがあるのでしょうか?

A.回収ウランの使用実績につきましては、これまで川内2号機での12体の使用実績をはじめ、全国の原子力発電所で190体を超える燃料集合体が原子炉に装荷されてございます。なお、今後の回収ウランの使用については、天然ウランの需要動向や経済性に留意しつつ、具体的利用時期及び方策を進めることとしてお
ります。したがって、使われないということはございません。
②「95%再利用可能」と宣伝されていますが、利用計画がないのに「可能性のみ」を宣伝するのはいかがなものかと思います。「再利用計画があるのは1%のプルトニウムのみ」を明確に宣伝されるべきと思いますが、これについての見解をお願いします。

A.➁につきましても同様でございますが、そういったことで、使われないということはない、ということでご回答とさせていただきます。
---------------------
ネットで調べたのは以上です。

 

 >管理人さん
 ご教示有難うございました。基本的には今回収ウランは使われていないということのようですね。ただプールしてあるだけだと。ウランの埋蔵量との兼ね合いもありますし、一概にだめだとは言いませんが…。資源を蓄えておくという狙いでしょうか。ウランのコストは、発電のコストに大きく影響しないと言ってたのにとも思います。ただどうやら回収ウランの使用は可能のようですね。
 大体コストが問題ならプルサーマルだってだめではないかと思います。技術を確立すると言う点で高コストもやむなしということなんでしょうか。すっきりしませんね。
 現時点では私はこの計画に対する評価は保留ですね。不明瞭なことが多いと思います。
  • posted by ゲッピー 
  • URL 
  • 2006.02/21 00:16分 
  • [Edit]

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