Entries
いいことには何でも反対の野党
Kが各党討論会を主催していた。席は司会を真ん中に右が民主・岡田幹事長、社民・福島代表、国民・亀井代表、左が自民・細田幹事長はじめ野党(この中に共産・市田書記局長もいた)の面々。
まず応援のクリックをお願いします!
この席順を見て、まず与野党逆転が起きたのだということを実感。
次に話している内容を聞くと、自民の細田幹事長が相も変らぬ「財源論」で、民主を攻めていたが、岡田幹事長に「選挙が終わって政権が変わるんだからこれからハッキリしますよ。選挙中とおんなじことを言われてもどうかと思います」と自民党の思考停止ぶりをピシャリ。
次に司会が日米関係にふっても、細田幹事長は鳩山代表が米国で発表した論文をあげつらって「日米関係が不安だ」と、ひたすら不安感を強調することに躍起。
余りにも後ろ向き、揚げ足取りに岡田幹事長にたしなめられる場面が多々あった。
「建設的野党」ぶりを早くも発揮していたのは共産の市田書記局長で、社民の福島代表が政権協議のなかで軍事費、「思いやり予算」、非核3原則などもとりあげると述べたことに応じ、「それはうちとしても賛成だ。ぜひとも取り上げてほしい」と応じると、岡田幹事長がうなづいていた。
この討論会をみての感想は、自民党は選挙中の悪口・後ろ向き政党から脱却しておらず、国会が始まっても「何でも反対」の野党になるのではないかとの懸念を抱かせた。
もう一つ、この番組は途中からみたので断定は出来ないが、「野党席」には公明もいたはずだがショックのあまりか一言も発言しなかったのは象徴的だった。
米国からの便りによると、比例で得票を伸ばしたのは民主と共産のみだったという。
共産党はこんどは「小選挙区全区立候補」をやめた。
得票は候補者をたてた都市部で伸ばしているところもあり細かな分析も必要だが、全体的にみると小選挙区に候補者をたてなくても得票を伸ばすことが可能であることを証明したということだろうか。
一方、+++ PPFV BLOG +++によると小選挙区の民主、自民の得票差は1.2倍だったのに対し、議席差は3.5倍にのぼったという。
これが小選挙区の特徴であるが、勢いのある政党が決めればどんな人物でも当選できるといういまの制度はやめるべきだと思う。
☆きょうも読んでくれてありがとうm(__)m
サヨクブログのランキングアップにご協力を!
励みになります。ポチッとおねがい!
↓ ↓ ↓




個人的感想
私の選挙区は香川ですが、今は高知と同じく3つの区に分かれています。中選挙区時代は1区と2区に分かれていました。比例代表並立制をやめて中選挙区制にし、仮に香川で5議席を争うことになったとしても、1区3議席、2区2議席になると予想します。2区は参院2人区の状況からすると、おそらく自民1、民主1のつまらない結果になると予想します。1区は民主や自民が2人を擁立しない限り、3議席目は公明になると予想します。(社共の共闘ができれば別ですが)
香川全県区で5議席とする制度でも同じ政党、同じマニフェストなのに候補者が2人も3人も出て不自然です。人物本位で選べる利点もありますが、結果的には(公明のように)人物に関係無く、正確な票割りができる政党の方が有利となる欠点もあります。
個人的には選挙制度は、(比例定数削減も含めて)多くの国民がどうしても変えた方が良いと考えない限り、簡単に変更すべきでは無いと思います。