悪口を言う落ち目の自民党②

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リバー四万十」に買い物に行くと、そこの国道側歩道にグリーンの自民党カラーのＴシャツを着た若者が雨のなかを「山本有二」の旗をもって立っていた。

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「四万十若手の会」と称するグループで３０人くらい。
駐車場に車を停めると聴きなれた声の演説が聞こえてきた。
土森正典県議である。

話は途中からだったが、やっぱり「土森節」は健在。

「日教組が支持する民主政権になったら、国旗・国家はないがしろにされ伝統ある日本の教育がだめにされます。学校が荒れ、道徳のない子どもたちが増えることになります。そんな教育を子どもや孫に受けさせてよいのでしょうか」

「民主党は特定財源を配すると言っています。そうなると地方の道路は整備されなくなり、ますます地方は疲弊していきます。そんなことを許してよいのでしょうか」

「民主党は高速道路を無料にすると言っています。そんなことになったら高速道路建設はストップし、窪川までの計画もどうなるかわかりません。幡多に延びてこなくなるは確実です。そんなことを許してはなりません」

「いろいろ言われますが、日本をこれまで引っ張ってきたのは自民党政権です。反省すべきは反省させてどうか政権を続けさせてほしい」

声も良いし、声量もある。
中身も自民党本部の政策を幡多に当てはめ、
土森県議流にアレンジして語っている。
さすが国政にも出ようかとした人物である。

だが、こっちが心の中でヤジを飛ばそうと思ったのは次のくだり、

「政権を続けさせて」と言った後、何をやるかのなかで
「お年寄りの福祉をもっと充実したい」

えっ？
お年寄りを差別する後期高齢者医療制度をつくって押し付けておいて「お年寄りの福祉をもっと充実したい」などとよく言うよ。

ついでに言わせてもらえば、田舎をこんなに疲弊させてきた張本人は自民党政治そのものではないか。
その自民党が、曲がりなりにも現状から地方を元気にさせようとの政策を掲げている民主党を批判できるのか。

悪口ばっかりの自民党は下野しかない！！

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