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土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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映画「靖国 YASUKUNI」上映報告

土曜日からいろいろあってバタバタしているが、とりあえずきょうの映画「靖国 YASUKUNI」の上映の報告をしておきたい。結論か

らいうと成功だった。3回の上映で580人だった。ドキュメンタリーで、この地方でこれだけの集客は破格である。

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まず午後1時半からの第一回目上映。
われわれとしては「夜が多いだろう」と思っていたが、
午後1時前からゾクゾクと人が集まってくる。

正午に集合し、15分くらいからスタッフ会議をやったが、
そこで
「もう来ちょうぜ」
「さっきまで女性が二人待ちよった」
などの報告があったから、
出足はいいだろうと思っていたが、
これほどとは思わなかった。

結局、一回目は250名を超えた。
それだけ関心が高かったのだろう。
開会あいさつのマイクがはいらなかったり、
一部音声が途切れるなどのアクシデントがあったが、
上映はおおむね順調にすすんだ。

映画もよく出来ていて、
刈谷さんもよく撮れていた。
監督、カメラマンとよく溶け合っていい味を出していた。
これをみて「政治的圧力」があったことを強く確信したのは自分だけではあるまい。

靖国神社も生の靖国神社が描かれていて、
「誇り」などでデフォルメされた「靖国」ではなく、
リアルな「靖国」の断面を写し取っていたと思う。

右翼の主張もキチンととり上げていたし、
参拝に来た人たちの話もとり上げていた。
南京大虐殺をなかったことにしようという署名運動も撮っていたし、
稲田朋美衆議院議員の参加した集会の主張もキチンと撮っていた。
もちろん高金素梅議員や、菅原龍憲氏のことも撮っていた。
だが、それらは観る人の判断にゆだねる形でデフォルメされたものを感じなかった。

それよりも、映画そのものにさわやかな感じをうけたのか、
エンドクレジットが終わって拍手がおきたのには
主催者の方が驚いた。

上映がすんで、
マスコミの人やメンバーと立ち話したのだが、
「なんでこれが攻撃されたのかわからない」
ということでは一致した。

ある人は
「これが靖国と日本人の真実を映像にしたから、靖国派は許せなかったのではないか」
と言ったが頷ける話だった。
いまの日本という社会の立っている位置を、
この映画とその関連事件が写しだしていると思う。

「靖国 YASUKUNI」の上映はいろんな意味で成功だったと思う。


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*Comment

 

私の地域でも以前上映していました。
90になるじい様と見に行ってきました。
じい様いわく、
『ここにおる人(映画に登場する人)は靖国を知らんのじゃのう。まあ、それが平和になった証拠かのう。』
私にはこの言葉の意味が理解できませんでした。
映画を見た感想は、土佐高知さんと同意見で、何が問題なんだろう?と思っていますが、じい様は違うようです。

映画を見た後じい様は
『牡丹餅が食いとうなったのう』
といって、彼女(80過ぎているが定かでない)のところに牡丹餅を食べに行きました。もちろん私も付き合わされて。

たわいのない話をしながら牡丹餅を頂いてかえろうとすると、お土産とは別に牡丹餅を2個つつんで、じい様に渡しました。
『さて、靖国に行こうかのう』
じい様が行ったのは、じい様の兄の墓でした。

牡丹餅を供えながら
『強くならなければ、生きていけん時代もあったんじゃが…。今は弱おうても、生きていけるがのぉ。』
で、
『さて、もらったものはきちんと食べる。これがわしに出来る唯一の償いかのう』と言いながら牡丹餅を頬張るじい様。

戦人の『靖国』を理解するには、まだまだ時間が必要なのかなあと、思った1日でした。
  • posted by あんぽんたん 
  • URL 
  • 2008.07/01 11:03分 
  • [Edit]

 

おひさでございます。

>「これが靖国と日本人の真実を映像にしたから、靖国派は許せなかったのではないか」

おいどんもそうおもいます。庶民が触れたり、気安く語ったりすることが許されない「聖域」なればこそマル天も靖国も怪しげなる輝きを放つものかと。

いみじくも、この騒動の主役、稲朋氏や人天皇制右翼にみるようにその本質は「暴力」なのであると思ってるんですけど。

自主上映闘争の圧倒的勝利をお喜び申し上げます。
  • posted by 薩摩長州 
  • URL 
  • 2008.07/02 21:58分 
  • [Edit]

 

刀匠さんが上映しないでくれと言っていたのに
住んでいる高知でなぜ?
少しは人の身になって考えましょう。
これを聞いた刀匠さんや関係者のことを
思うとかわいそうでなりません。
  • posted by あ 
  • URL 
  • 2008.07/03 22:58分 
  • [Edit]

大変な最中、『靖国』成功ご苦労様でした。 

西土佐村の方から大西さんも大変よ、でも上映はきちんとされてと、お伺いしました。

580名の参加は凄いですね、今日の井原さんの高知市内講演会は150席に少し椅子を出しましたが、前が空いていたので差し引き0の150名参加ということです。

司会をしたのでおぼえていますが、四万十市のほうからも3名以上、来られていました。

横槍コメント失礼します 

下司さま

 昨日は司会お疲れ様でした。19日は仕事でどうしても参加できないので、昨日の会に参加させてもらいましたが、井原さんは話がとても上手で、もっと聴きたいなと思ったことでした。

 因みに、質疑応答で始めに早口でまくし立てていたのが紅星です(苦笑)。

 近いうちに私のブログでも、井原さんの講演会の記事をアップしたいと考えていますが、昨日から「愛国党」の兄やんに論戦挑まれていて、ちょっと遅れるかも知れません・・・

 

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「靖国YASUKUNI」総評

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見てきました靖国YASUKUNI

いろいろと話題になった映画靖国YASUKUNIを見てきた。素直な感想を言うと良くできたドキュメンタリーだと思う。いろいろ難癖をつけてきた輩には悪いが彼らの主張は的外れと言わざるを得ない。

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男性/スライム系(LV61・HP715・MP1952)/高知県に生息/酒席は好きだが、晩酌はしない/どちらかといえば「凝り性」/美徳は「きまぐれ」/ウルトラマラソンに向かって日々鍛錬中!!/嫌いなことは陰口と意見を無視する態度
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