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映画「靖国 YASUKUNI」上映報告
らいうと成功だった。3回の上映で580人だった。ドキュメンタリーで、この地方でこれだけの集客は破格である。
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まず午後1時半からの第一回目上映。
われわれとしては「夜が多いだろう」と思っていたが、
午後1時前からゾクゾクと人が集まってくる。
正午に集合し、15分くらいからスタッフ会議をやったが、
そこで
「もう来ちょうぜ」
「さっきまで女性が二人待ちよった」
などの報告があったから、
出足はいいだろうと思っていたが、
これほどとは思わなかった。
結局、一回目は250名を超えた。
それだけ関心が高かったのだろう。
開会あいさつのマイクがはいらなかったり、
一部音声が途切れるなどのアクシデントがあったが、
上映はおおむね順調にすすんだ。
映画もよく出来ていて、
刈谷さんもよく撮れていた。
監督、カメラマンとよく溶け合っていい味を出していた。
これをみて「政治的圧力」があったことを強く確信したのは自分だけではあるまい。
靖国神社も生の靖国神社が描かれていて、
「誇り」などでデフォルメされた「靖国」ではなく、
リアルな「靖国」の断面を写し取っていたと思う。
右翼の主張もキチンととり上げていたし、
参拝に来た人たちの話もとり上げていた。
南京大虐殺をなかったことにしようという署名運動も撮っていたし、
稲田朋美衆議院議員の参加した集会の主張もキチンと撮っていた。
もちろん高金素梅議員や、菅原龍憲氏のことも撮っていた。
だが、それらは観る人の判断にゆだねる形でデフォルメされたものを感じなかった。
それよりも、映画そのものにさわやかな感じをうけたのか、
エンドクレジットが終わって拍手がおきたのには
主催者の方が驚いた。
上映がすんで、
マスコミの人やメンバーと立ち話したのだが、
「なんでこれが攻撃されたのかわからない」
ということでは一致した。
ある人は
「これが靖国と日本人の真実を映像にしたから、靖国派は許せなかったのではないか」
と言ったが頷ける話だった。
いまの日本という社会の立っている位置を、
この映画とその関連事件が写しだしていると思う。
「靖国 YASUKUNI」の上映はいろんな意味で成功だったと思う。
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90になるじい様と見に行ってきました。
じい様いわく、
『ここにおる人(映画に登場する人)は靖国を知らんのじゃのう。まあ、それが平和になった証拠かのう。』
私にはこの言葉の意味が理解できませんでした。
映画を見た感想は、土佐高知さんと同意見で、何が問題なんだろう?と思っていますが、じい様は違うようです。
映画を見た後じい様は
『牡丹餅が食いとうなったのう』
といって、彼女(80過ぎているが定かでない)のところに牡丹餅を食べに行きました。もちろん私も付き合わされて。
たわいのない話をしながら牡丹餅を頂いてかえろうとすると、お土産とは別に牡丹餅を2個つつんで、じい様に渡しました。
『さて、靖国に行こうかのう』
じい様が行ったのは、じい様の兄の墓でした。
牡丹餅を供えながら
『強くならなければ、生きていけん時代もあったんじゃが…。今は弱おうても、生きていけるがのぉ。』
で、
『さて、もらったものはきちんと食べる。これがわしに出来る唯一の償いかのう』と言いながら牡丹餅を頬張るじい様。
戦人の『靖国』を理解するには、まだまだ時間が必要なのかなあと、思った1日でした。