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土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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監督と刀鍛冶夫妻の言い分

きのうのエントリーで約束した表題について検証してみたい。お年寄りの方の発言につ

いて論じるのは心苦しいが、「靖国 YASUKUNI」という一つの映画の成立にかかわる問題、表現の自由にかかわる問題、映画を観る権利の侵害の問題煮まで物事が発展してきているので仕方がない。

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年表的にふりかえってみたい(毎日新聞 2008年4月7日を参考にした)。
( )内はそれぞれの言い分。( )のないものは事実として確認されているものとして読んでいただきたい。

《2007年》
4月 映画の編集が終了。監督はビデオをもって刀鍛冶夫妻に見せにいった。
 インタビューにでてくる試し切りの話に奥様は大変驚かれ、「こんなこと言っていいの」と心配していた。それうえで作品の意味や自分の考える靖国問題、歴史問題などを話してベルリン映画祭での上映の了承をもらった(監督)。
 自宅で監督、助監督の3人で見た。その場で「出演場面を削除してほしい」と監督に言わなかった(刀鍛冶夫)。
 時期はそれほど明確ではないが見た。わたしはその時に「初めの趣旨と全然違う。絶対駄目。もう一度全部やり直して」と直接言った(刀鍛冶妻)。


12月 「週刊新潮」(12月20日号)が「反日映画靖国は『日本の助成金』750万円で作られた」と報道。

《2008年》
2月10日~14日 ベルリン映画祭(7日から17日)で「靖国 YASUKUNI」が上映され、大好評

------(引用開始)------
会場の熱気は最高潮に達し、観客からの「日本での公開は難しいのでは?」との質問に李纓監督は、「いえ。今年4月に東京4館を皮切りに全国で公開されます!」と答えると、会場全体からは、地響きのような溢れんばかりの拍手が巻き起こった。
------(引用終了)-----

【ベルリン国際映画祭】衝撃ドキュメンタリー『靖国』上映で各国メディア話題騒然!

2月12日 自民党の稲田朋美衆院議員の事務所が文化庁に対して週刊新潮の記事内容の確認と、映画の視聴を要望。これを受け同庁は議員側の意向を仲介する形で、製作した龍影側に上映会の開催を要望。

2月 ベルリン映画祭のあと、刀鍛冶夫妻に報告。このとき初めて奥さんから「この映画は反日映画だ」との言葉。神社側が怒っているとか、関係者から電話をうけて動揺していたので、もう一度話をしたら「じゃ、これからどこでも上映してください。頑張って」と奥さんはいってくれた(監督)。
 今年の春の寒いころに監督、助監督が来たが、ちょっこっとあいさつだけで完成品はもってきてくれんかった。別れるときにはけんか腰ではない。握手もして別れる。それを「しっかり頑張ってください」という意味にとったかもしれない(刀鍛冶妻)。


3月上旬 公開用パンフレットにメッセージをいただきたいとお願い。刀鍛冶からは「誠心誠意」という言葉をもらった。そのときはっきりと「これから上映します。パンフレット用の言葉です」と伝えた(監督)。

3月12日 配給協力・宣伝会社の「アルゴ・ピクチャーズ」が全国会議員と秘書を対象に試写会を開催。自民、民主党などから議員ら約80人が出席。

3月15日 「新宿バルト9」が上映中止をアルゴに通告。
3月20日 「銀座シネパトス」で、右翼団体が初めて街頭宣伝活動。その後、同22、26日にも別の団体が来る。

3月25日 有村治子参議院議員が刀鍛冶夫妻に電話。以下は本人のホームページ公開資料からの引用。
-----(引用開始)-----
「この映画靖国に出ることを刈谷さんご自身は、ご存知だったのですか」と伺うと、
「いいえ、刀を作ることについてのドキュメンタリーを撮影したいと申し出があったので協力したけれども、自分の映像が他のいろいろな映像と交錯されて使われる、靖国神社についての映画だとは知らされていなかった」
という旨のお答えがあり、この時の刈谷さんご夫妻との会話によって、私は次から次へと新事実を知らされることになりました。

そして、刈谷さんご夫妻が、そもそもこの映画「靖国」に出演することを承諾されておらず、刈谷さんのご自宅を訪れた李纓監督と中村高寛助監督に対して、
「刈谷の名前を除かないと上映はだめですよ。まず完成品を通し(・・)で見せてください」と直接対面で伝えられていたにもかかわらず、その後もご夫妻には、映画の完成品を見る機会が与えられておらず、監督側の不誠実な対応に閉口されているようすをお話下さいました。

■この詳細は、今週公開する予定の、刈谷さんご夫妻の肉声で明らかになります■

ここで私は、刈谷さんご夫妻が本映画について困惑されている状況を教えられ、
「刈谷の映像を除いてほしいけど、私らは小さくてどうすることもできない」
とおっしゃったので、「それでは明後日の内閣委員会で、この事実をお伝えしましょう。国会質問では議事録が作られるので、少なくとも刈谷さんご夫妻の真のお気持ちを記録にして残すことは可能です」と申し上げ、ご夫妻のご希望に沿って、刈谷さんの現況を国会で紹介することをお約束しました。
------(引用終了)------

3月26日 銀座シネパトスが中止を決定。

3月27日 参院内閣委員会で、有村治子議員(自民)が助成金支出の妥当性について取り上げる。以下、議事録を引用する(刈谷直治さんが刀鍛冶の本名)。有村議員は映画宣伝用のパンフレットに掲載されている三人の名前をとりあげて追及している。この議事録から、この質問の前に刀鍛冶に連絡していることは明らかである。

------(引用開始)--------
全体としては政治的意図を持っていないとおっしゃいますけれども、キャストとして挙がっている名前は三人しかないんです。そのうちの二人は靖国訴訟の原告なんです。
そして、ここに刈谷直治さんと、残り一名のキャストの名前が挙がっていますが、この刈谷直治さんはこの映画のキャストになることを知りませんでした。そして、今もキャストになることを了承していらっしゃいません。そして、この靖国神社に関してこの刈谷さんは政治的発言は展開をしておられません。
------(引用終了)-------

3月31日 「渋谷Q-AXシネマ」「シネマート六本木」「シネマート心斎橋」が上映中止を決める▽アルゴが東京、大阪の計5館での今月12日の封切り上映の中止を発表▽稲田氏は「上映の是非を問題にしたことは一度もない」とのコメントを出す。

4月上旬 日本新聞協会、日本民間放送連盟、日本ペンクラブなどが上映中止について懸念を示す談話などを相次いで発表。
4月2日 福田康夫首相が「嫌がらせとかの理由で上映中止になるのは誠に遺憾だ」と表明。
4月4日 アルゴが5月から東京、大阪を含む17都道府県の計21館で順次、上映すると発表。
4月6日 日本文化チャンネル「桜」が刀鍛冶にインタビュー(7日放送)。
4月9日 高知市のあたご劇場にアルゴから「高知県内での上映は自粛要請」連絡▽午後9時、有村治子参議院議員が刀鍛冶に2度目の確認電話。以下、有村治子ホームページから引用。

------(引用開始)-----
「李纓監督が、有村の電話によって、刈谷さんの気持ちを変心させたと主張されているので、それが真実かどうかお話ください」と事情を報告し、刈谷さんご夫妻からは、この李纓監督のご主張が事実に反する旨の明確な回答を得ています。加えて、今晩の電話での会話を公開することにも了承をいただいており、今後の展開によっては、この証拠となる音声・映像ビデオを公開する用意もあります。

また李纓監督の言葉として「刈谷さん夫婦は(本映画の出演に)納得し、『どこでも上映してください』と了承を出した」と本日の記事に報じられていますが、これも事実に反します。高知県の刈谷さん宅を訪問した李纓監督と中村さんに対して、刈谷さんご夫妻は「刈谷の名前と映像を除いてください」と明確に伝えられており、そのご夫妻の主張は、それ以来本日に至るまで一切変えていない旨も、今晩明言されています。
-----(引用終了)------

4月10日 アルゴから四国四国文映社に自粛要請▽「高知新聞」が刀鍛冶夫妻にインタビュー(11日掲載)▽李纓監督やジャーナリストらが抗議の緊急記者会見。

以上であるが、どちらがリアリティがあるだろう?
どの段階で変心したか、一目瞭然ではないだろうか(*^_^*)

監督が刀鍛冶と培ってきた信頼関係を、理不尽に破壊した政治家の責任は重大である。


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*Comment

 

刀匠を紹介した写真家の話などを聞いたら、
刀鍛冶と培ってきた信頼関係を、理不尽に破壊した『監督の』責任は重大である、と思います。
  • posted by ゆずりは 
  • URL 
  • 2008.04/16 07:41分 
  • [Edit]

 

>12月 「週刊新潮」(12月20日号)が「反日映画靖国は『日本の助成金』750万円で作られた」

この報道が元凶でしょう。
これで右派代議士の皆さんがそれぞれの立場上、期待に見合った振る舞いをしなければメッキがはがれる!とシャカリキになって各方面へアプローチしてしまったのでしょう。
でも蓋を開けてみれば反日でもなんでもなかったので、上げた拳をどのように下ろそうかと模索している状態かと。
右派の皆さんも面子がありますから、サヨクに反対されて退却したくはないはずですから、映画を見たい人は自粛を撤回するように説得するだけで良いのではないでしょうか。

 

>でも蓋を開けてみれば反日でもなんでもなかったので

靖国に対して単一の価値観しか認めない→映画「靖国」は単一の価値観で作られたものではない→よって映画「靖国」は反日映画だ!

というような脳味噌がとろけ出したようなスットコドッコイは除外した上で「反日でもなんでもなかった」という意味です。

度量が狭い島国根性! 

靖国派国会議員の先生方の度量の狭さには本当にウンザリする。
わざわざ外国人の監督が靖国神社のドキュメンタリーを撮って映画にしてくれたんだから、公開して日本人皆に見てもらえばいいのに。
それだけ敏感になるってことは逆にヤマシイことでもあるのかと尚更見てみたくなるのが人情だ。インターネット社会の現代で、よほど強権的な独裁国家でもないかぎり国民に目隠しなどできない。
靖国派の先生達は映画「靖国」を攻撃することによってますます話題性を増幅させていることが理解できないようである。島国根性丸出しのピエロとしか思えない。
  • posted by ダルマパパ 
  • URL 
  • 2008.04/16 11:16分 
  • [Edit]

たおやかに何時の日にか高知上映を 

刀匠が高知県の人なのでまったがかかっている。
しかし、今おこっているドラマが映画以上に靖国を語っている。
映画に参加ができる面白さがある。

昨日、、年金からの強制徴収が始まった後期高齢者医療制度。 私も久しぶりに市役所前での「後期高齢者医療制度の年金天引きを止め、廃止を求める怒りの昼休み高知県民集会」で一席ぶちました。

そのとき、市のガードマンがビラを配るなと言ってきたのですね。
実際は参加者に配った資料に過ぎなかったのですが、集会にはデモとチラシは付き物だろ、こんなことを言われるようになったとは、見くびられたものよと思いました。

『阿呆っ』で終わるエピソードでしたが、人民がもの言わねば、ビラ入れ裁判の影響は悪いほうに固定化するだけです。

ただ、国民生活への攻撃はいろんな立場の人を団結させてきている面も見逃せません。「立川テント村」のことが赤旗に載るんですものね。


<集会での私の発言要旨>

皆さん、この後期高齢者医療制度というものは日本の家族を壊す働きを持っていることに注目しなければなりません。
「何時でも・何処でも・誰でも」平等に社会保障を受ける権利を有する家族をばらばらにするのがこの姥捨て制度です。後期高齢者への冥土保険です。

皆さん、無駄な高速道路が次から次へと建設中ですが、その上で行き先が無くて立ち往生する救急車がでるという、まるで漫画のようなことが現実に起こっています。高知市での110億円をかけた新堀川道路は、医療の崩壊の前には工事の優先順位はずっと低いのではないでしょうか。

年を取った方からも「何時でも・何処でも・誰でも」年金を取り上げる、この制度は廃止の道しかありません。

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