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土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

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新聞の戦争責任を問う

「高知新聞」の昨今のノーテンキな社説(とくに「構造改革」礼賛、小さな政府礼賛、公務員切捨てちょうちん持ち社説)に少し怒っているから、つづけて書くことにする。



いま小泉内閣の地方切捨て政治にたいして、ローカル紙は声を大にしてその非を鳴らし、農山村漁村を守る論戦の先頭に立つべきだと思う。これを許すことは亡国の道を突き進むことになる。まさに岐路なのだ。
ところが、昨今の社説を読むと、その気概は伝わってこないし、むしろ「小さな政府」支持で、地方切りすての先頭に立っている感すらする。

それで思い出したのが、そもそも「高知新聞」は、日本を破滅の渕に追いやった侵略戦争を支持してきたことにたいする根本的な反省から出発しているのだろうか?ということだ。

終戦を前後する「高知新聞」の社説を紹介する。

1945年8月12日、高知新聞は「本土決戦と軍民一致」という社説をかかげた。
要旨は、高知県で本土防衛の任についている兵隊が、「農作物を荒らして困る」という不平不満を県民が持っていることに対して、
兵站が充分ではない状況のもとで兵隊が路傍の農作物に目が行くのは当然だ、むしろ農民は作物をすすんで兵隊に差し上げるくらいの「同胞愛、戦友愛を発揮すべきではないか。一切を君国に捧げつくして、神州を防衛すべき非常重大時なるを思えば、非難や不平、不満どころではないと思う」としかりつけていた。

ところが8月16日の社説は「新日本の建設へ さあ県民は立ち上がろう」題して、「しかしいかんせん、この日は再び歴史のページには永久にめぐり返って来ることはないのだ、世界のそして日本の一大転換はすでに行われた、大東亜戦争を戦ってきたわれら国民の行く手にあるものはただひとつ如何にしてわが皇紀三千年の誇りを再び昔の如くわが皇土の上に打ち樹てるかにあるのだ、県民一人ひとりの燃える瞼の中にも皇国再建のかたい決意がはっきり看取された」とシャアシャアと書き連ねた。

その後の社説を読んでも、戦中の軍部協力への反省の言葉は一言も出てこない。
軍に協力したことを反省して、職を賭して16日の新聞を真っ白にして出したジャーナリストの気骨の片鱗もない。

そもそも、「高知新聞」は、満州侵略にたいして、1932年11月3日、高知公園で「リットン報告排撃高知県民大会」を在郷軍人会、政友会、民政党などと共催してひらき、県民の排外熱と満州事変支持を熱狂的にあおった歴史がある。

ところが昨年発行された「高知新聞1 0 0 年史」は、その事実に一切ふれていない。
戦争中の言論弾圧にたいしては、桐生悠々らの反骨の戦いぶりは紹介するものの、自社が戦争協力の推進者であったことへの真摯な反省は一言も述べられていないのだ。

もちろん「高知新聞」だけではない。だが、だからこそ、いまの日本にあって、ジャーナリズムとして道を誤った戦前の轍を踏まぬためにも、この岐路の時代に浅薄な社説で読者を惑わし、小泉内閣の暴走を不問に付すようなことはしてほしくないのだ。

なんだかんだといっても、
高知県で90%をこえるシェアをほこる
おらんくの新聞だから!!


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*Comment

教えてください 

新聞は終戦ギリギリまで 日本軍は勝ち進んでるなんてあおったと聞きました。 
新聞の活字を打つ仕事をしていた人の中にはご婦人はいなかったのか教えてください。
例えば 息子を戦争に取られ、特攻隊にとられていったお母さんはいなかったのでしょうか? いたとしたらどんな気持ちで活字を打っていたのでしょう。 
戦争をしらない私にはそういう風にしか戦争を想像することしかできませんが、もしもご存知なら教えてください。
  • posted by ゆき 
  • URL 
  • 2006.04/24 02:32分 
  • [Edit]

はじめまして 

ふるい記事ですが、コメントいただきありがとうございます。

当時はいまみたいなパソコンで新聞を作っていたわけではなく、原稿を見ながら鉛でつくった活字を拾い集めて組んで印刷をしていました。
ですから、これは一定の熟練が必要なことで、そうした活版工に女性がいたことはよく知りません。

当時の国民の様子は、当時の日記を読めば実感がわかるかとも思います。
このブログでも紹介してますが、最近、戦時中の日記が発行されていますので、ぜひお読みください。
いまの日常とそんなに変わらない暮らしぶりが記録されているようです。

わたしの地域に3月20日に合併した旧大方町があります。
ここからあの第一次神風特別攻撃隊37人のうち、二人も参加しました。
そのうちのお一人は、私小説作家の上林暁(同地出身)さんの親戚だったそうで、彼がその特攻のニュースを聞いたときの近所の様子を小説にしていますが、淡々としたタッチで書かれていました。

戦争は異常な世界ではありますが、同時に日常の延長でもあります。
イラクの戦争に対して、われわれがどうなのか考えてみるのもよいかと思います。

お答えになっているかどうかわかりませんが…。

ありがとうございます 

戦争は日常の延長ですか。すごく心に響きました。
平和も日常の積み重ねかもしれませんね。

自分には理解できない奴でも、「そんな考え方する人もいるんだなあ」とおおらかに受け入れる寛容さ、日々掌にある幸せを「もったいない」と感謝する心をもつことが 今の私に出来る小さい平和活動かもしれないなと思いました。
  • posted by ゆき 
  • URL 
  • 2006.04/25 21:13分 
  • [Edit]

がんばりましょうね 

一人ひとりの流れに負けない運動が
大切だと思います。

がんばりましょう(^o^)

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Author:土佐高知
男性/スライム系(LV61・HP715・MP1952)/高知県に生息/酒席は好きだが、晩酌はしない/どちらかといえば「凝り性」/美徳は「きまぐれ」/ウルトラマラソンに向かって日々鍛錬中!!/嫌いなことは陰口と意見を無視する態度
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