土佐高知の雑記帳

四国西南部から徒然なるままに、祖国の右傾化、田舎切りすてに異議申し立てほえる。靖国神社の戦争犠牲者冒涜に怒りの発信!軍需産業=吸血鬼を暴き出すお気楽バンパイア・ハンター(^○^)

Category [近現代史(15年戦争) ] 記事一覧

ありのままの慰安婦問題

朴裕河(パク・ユハ)「帝国の慰安婦」を読んだ。だいぶ前に読み始め「なかなか冷静に慰安婦問題をとりあげている」と思っていたが、他のものを読み出したので半ばでうっちゃっておいた。こんど改めて後半部分を読んだが、なかなかの労作だ。慰安婦問題を論じるためには、読んでおくべき文献の一つと言える。彼女はまず一口に「従軍慰安婦」とまとめることは論じない。朝鮮人で従軍慰安婦にされた女性たちと、ほかの国の慰安婦たち...

木村久夫生誕100年によせて

きょうは木村久夫の100年目の誕生日だ。きのう彼が愛してやまなかった猪野々で、生誕を祝う会「現在(いま)と未来への伝言」を行った。東京新聞編集局次長の加古陽治さんはじめ、高知岳風会、高知アララギ短歌会、新日本歌人協会高知支部、高知県青年団協議会や地元の方々など、約60人がつどった。彼は遺書で刑死した日よりも、生まれた日を記憶してほしい、そして墓前には仏花よりもダリアやチューリップを供え、洋菓子で祝っ...

「坂の上の雲」を読み終えた

半年くらいかけて「坂の上の雲」を読み終えた。司馬さんの本にはまるのは「奥手」で、みんなが熱狂する「竜馬が行く」を読んだのは50代前半。「坂の上の雲」もテレビ版をみて本編を読みたくなって全集を借りてきて、「ながら読み」で読み終えた。よくこの小説は「司馬史観」として、批判の矢面に立たされてきた。読む前にその批判本を何冊か読んだが、いまイチピンと来なかった。読み終えて、むしろ司馬さんのバランスのとれた歴史...

米ソ合同千島占領作戦

年末にニュースが飛び込んできた。ヤルタ秘密協定(米英ソ)にもとづいて、日本固有の領土である千島列島を旧ソ連に引き渡すことが決められたことは知っていたが、まさかその軍事作戦まで米国が支援していたとはビックリ。北海道新聞が昨年12月30日に報じた。----(引用開始)-----1945年8、9月に行われた旧ソ連軍による北方四島占領作戦に、米国が艦船10隻を貸与していたことを、根室振興局が米国とロシアの専門家に...

リメンバー・パールハーバー

きょうは日本が米英蘭との戦争に突入した日。陸軍はマレー半島コタバルに奇襲上陸、海軍はオアフ島にある米太平洋艦隊の基地・真珠湾を奇襲攻撃した。中国との戦争に行き詰った、日本はドイツの快進撃に幻惑されて、東南アジアの資源を求めて開戦した。これによって同盟国であるドイツ、イタリアも米国との戦争に突入。ドイツにとっては最も避けたかった米国を、ヨーロッパの戦場に引き出すことになった。日本の勝利はどこか?当時...

八甲田山を知らなかった?

この春から読んでいる司馬遼太郎「坂の上の雲」。やっと「黒溝台」の章まで来た。1905年1月のロシア軍の大反攻にたいして、児玉司令部が状況を甘く見て危機に陥り、物語の主人公の一人である秋山好古の部隊が重包囲され、壊滅寸前まで追いこまれた。司令部はそれを支援するために、第八師団(立見・弘前師団)を投入するが、いわゆる兵力の逐次投入で「焼け石に水」。その師団もロシア軍の猛攻の前にたちまち危機に陥る。このとき...

江波山高射砲陣地跡

世界大会がすんで、江波山に行った。同行者のNさんの父上が、戦争中にそこの陸軍高射砲陣地に居て被爆したところだ。ところが十分下調べをしていなかったために、車がやっと通ることができる細い道をのぼっていった。行き着きは墓地とお寺。そこに車を置いて歩いて山を登り気象台についた。そこの職員に「ここらへんに戦時中、高射砲陣地があったと聞いていますが?」と尋ねた。職員は親切にインターネットで調べてくれて、近所に...

人間魚雷「回天」

遊就館には人間爆弾「桜花」とともに、人間魚雷「回天」が展示されている。人間魚雷は、潜望鏡で敵艦を追跡しながら体当たりすると描かれていたこともあったが、実際はそんなものではない。もちろん潜望鏡で敵艦を見ることはするが、それで船の速度、方向、距離を測定し、進路と速度を決めて何秒あとに衝突するかを計算し、潜望鏡を下ろしてすすむ。艦内ではストップウォッチで、衝突時間をはかる。それで衝突しなかった場合は、潜...

千鳥ヶ淵戦没者墓苑

実は九段坂駅をおりて、まず行ったのは「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」だった。大山巌元帥の馬上銅像を過ぎて、お堀沿いに行く。葉桜だが桜並木がすごい。季節になれば、さぞかし華やかだろうなと思いながら歩いていくと墓苑があった。静かなたたずまいで、正面右側に説明文があった。軍人、軍属関係なく、海外で戦争によって没した人たちをお祀りしてある。左右に献花用の菊の花があり、一本100円で買って献花した。正面、左側には引き...

遊就館の戦争の描き方

遊就館に行った。豊富な展示物、資料や解説があり、とてもすべてを見て回るのには2時間では足りなかった。解説もたとえば満州事変については「関東軍の一部の仕業」としていて、妄想史観に立ったものではなかった。しかし、あったことをマスキングしたり、日本に有利なことはことさら誇張したりして、日本がいかにして欧米や中国の不当な圧力に耐えて決起したのかをインプットさせる展示になっていたことは否めない。たとえばAB...

靖国神社に行ってきた。

初めて靖国神社に行ってきた。気づいたことは靖国神社には桜の木があんまりないことだ。「同期の桜」がインプットされすぎていて、靖国神社=桜の花と思い込んでいたのだ。貴様と俺とは 同期の桜離れ離れに 散ろうとも花の都の 靖国神社春の梢に 咲いて会おうなくもないのだが、大鳥居から神社に向かう道の両側にそびえているのはイチョウの木。これでは「春の梢に 咲いて会おう」はできない。やっぱ「同期の桜」たちは、千鳥...

戦争資料ネットワーク

高知戦争資料ネットワークの3月例会が先日開かれた。平成29年度笹川科学研究助成が受けられることになったことが報告された。申請額50万円に対して43万円が認められたという。研究課題は「高知県における戦争資料の調査・データベース化」。県下にたくさんあるであろう、戦争体験者の手紙や日記、写真、書籍などを写真などに撮影して保存するとりくみである。ある意味で時間との勝負である。助成金を受けることで、資料調査...

戦争遺跡を遺すのは使命

高知大学の敷地内にある戦争遺跡が、競売にかけられようとしている。その遺跡とは歩兵第44連隊の弾薬庫跡と講堂。財務省が国立印刷局高知出張所跡地として管理していて、高知市が利用する意思がなければ競売にかけるとのこと。そのリミットが2月6日である。それが迫っているのをうけて、市民団体が保存を求める署名運動を行い、1月26日に高知市教育委員会に保存を要望した。2016年3月、高知大学弾薬庫調査班と高知市教育...

葛根廟(かっこんびょう」事件

このあいだの高知戦争資料保存ネットワークの例会で、この事件のことを初めて聞いた。高知県出身者は19人いたという。ソ連軍侵攻の5日後、8月14日にノモンハン南東の葛根廟で起きた、ソ連軍による満州最大の虐殺事件。ウィキペディアから概要をひく。-----(引用開始)-----興安街在住の日本人約千数百人が近郊のウラハタに集結、興安総省参事官浅野良三の指揮の下、行動隊が組織された。行動隊の当初の目的地は100キロメートル離...

司馬遼太郎にハマっている

このあいだ「坂の上の雲」のDVDをみて、司馬遼太郎にはまっている。といっても御本人のものを当たっているではなく、それを評論するものだが。読んだのは中村政則「『坂の上の雲』と司馬史観」(岩波書店)原田敬一「『坂の上の雲』と日本近現代史」(新日本出版社)。こんどは「この国のかたち」を読み始めようかな。【CM】ぜひ、買ってください。直接の注文はメールフォームからお願いします。☆きょうも読んでくれてありがとう...

木村久夫の青春と時代

加古陽治講演会「木村久夫の青春と時代~未来への伝言」は、予想通り内容の濃いものだった。加古さんはプレゼンテーションをつかって、木村久夫の生涯と人がら、彼が処刑となった「事件」の真相などについて約90分にわたって語ってくれた。自身も歌人のお一人で、木村久夫の辞世が場所、紹介者によって異なることから疑問を持ち、「きけ わだつみの声」に収録されている文章が2つの「遺書」を「編集」したものであることを突き...

「氷雪の門」とロシア

歯舞、色丹返還で平和条約を結び、いわゆる「北方領土」問題を決着させようとするかの報道があるが、言語道断だ。平和条約を結ぶことに異論はないが、それで決着はちと違うと思う。そもそもロシア(旧ソ連)の戦争末期の所業は酷い。日ソ不可侵条約(1946年4月まで有効)をやぶって日本に宣戦布告。満州、樺太、千島に侵攻。8月15日以降も軍事(侵略)行動をやめず、北海道の一部(歯舞、色丹)まで占領した。さらにスターリンは北...

カーニコバル事件の真実

東京新聞・加古陽治文化部長を呼んで「木村久夫の青春と時代~未来への伝言」を10月23日に自由民権記念館でひらく。先日、高知大学南溟会が主催した有田芳生さんの「木村久夫の青春~吉井勇の猪野々からカーニコバルへ」を聞きにいった。1時間の講演だったが、木村久夫が処刑された裁判を「むちゃくちゃな裁判」「ほぼ無実の罪で裁判になった」という話には、大いに違和感を覚えた。敗戦直前の7月、8月、日本軍がカーニコバル島...

2度も移民団を出した町

「17歳の特攻隊員」である山脇林(はやし)さん。彼が15歳で航空兵を志願したのは、「貧しさ」も要因の一つだった。もちろん、日米戦争緒戦での日本軍航空部隊の大活躍に心躍らせたことも大きな要因だった。海軍は東宝映画に「ハワイ・マレー沖海戦」を作らせた(昭和17年12月)。それを全国の映画館はこぞって上映した。物語の主軸は予科練。円谷英二の特撮効果もあって大ヒットした。それに惹かれたこともあったが、貧しさも要因...

「17歳の特攻隊員」の購読を!!

「高知新聞」が8月15日の一面で取り上げてくれ、数日後の社説でも取り上げてくれた「17歳の特攻隊員」。出版元のリーブル出版に販売状況を問い合わせたが、芳しくないらしい。2000部刷っていて、少なくとも1500部くらいは売れないと赤字となる。販売活動を促進しなければ、と危機感を募らせている。で、第二次「押し売りモード」に切り換えてがんばりたい。平野貞夫さんに送ったら、このあいだ丁寧な電話があった。「特攻も丁寧に...

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土佐高知

Author:土佐高知
男性/スライム系(LV61・HP715・MP1952)/高知県に生息/酒席は好きだが、晩酌はしない/どちらかといえば「凝り性」/美徳は「きまぐれ」/ウルトラマラソンに向かって日々鍛錬中!!/嫌いなことは陰口と意見を無視する態度
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