Category [幡多のこと・高知のこと ] 記事一覧
フェイスブックでも書いたが、高知県でも自治体が変われば「選挙公営」の内容も特徴がある。応援にはいった香美市で関心したのは、「選挙広報」があることだ。候補者が13センチ×11センチの枠に、一定の制約はあるが自分の主張や政策、経歴などを書いて、それを選挙管理委員会が各家庭に配布する。有権者はそれをみることで、各候補の言っていることを見比べて投票の判断にすることが出来る。国政選挙、県議選挙ではやられているが...
ことしのよさこいに自衛隊のブルーインパルスが飛行参加すると言う。強い違和感がある。よさこい祭りは高知市内で行われる。広いところで飛行するならそれはそれとしてかまわないかもしれないが、万一事故でも起きたらどうするのだろう?実際にブルーインパルスはこれまでも人身事故を起こしている。ブルーインパルス牡鹿半島墜落事故(2000年7月)浜松基地航空祭り事故(1982年11月)そもそも「よさこい祭り」に、何でブ...
私の生まれ故郷である土佐清水市の市長選挙が5月21日に終わった。四万十市長選挙のほぼ一か月後のことだ。結果は現職市長が、5939票獲得して再選された。挑戦した岡本詠さんは3149票。投票率は74%。この結果をどう見るか。「ダブルスコアの敗北」とみる見方もあろうが、それは表面をなぞっただけではないだろうか。岡本さんの出馬表明は3月13日。二ヵ月ちょっとで、十分な組織の応援もなく手作り運動で主張を市民に浸透させること...
安倍首相が野中兼山の「はまぐり」の逸話を出して失笑を買った。このお話は、外遊から帰った兼山が、船いっぱいのハマグリを待っている人たちの前で海に放流した。それをみた土佐の人たちは、せっかくハマグリが食べられるのにと期待していたことを裏切られて兼山をなじった。それに対して兼山は、ハマグリは一度食べたら終わりだが、放流したハマグリは繁殖してみなの食卓に毎年のぼるだろうと諭したという話(うろ覚えだがだいた...
一時停止違反即逮捕事件のYさんにお会いした。いかにもまじめでやさしい感じの71歳。Yさんの子どものような警察官は、この人をみて「警察に逆らうものはフツーじゃない。警察にたてつくやつはタイホだ!」と思ったのだろうか。話をきいていくつかわかったことがある。一つは青切符をYさんに渡していないことだ。これはいかにも職務怠慢。タイホまでやったんだから署名捺印がなくても、青キップを渡し、反則金納付書を渡すのがス...
さて、Yさんの不当逮捕に対する損害賠償。かりに全面的に勝ったとしても、高知県から取れるのはたかがしれている。過去の事例で言うと「拘束1日当たり1000円以上、最高1万2500円」が相場だからだ。こんなに安いから警察が誤認逮捕、不当逮捕を連発するのだという話もある。その改善を求めるのは市民として当然だが、当面はYさん不当逮捕の件。仮に損害賠償請求しても満額回答は1万2500円。これをやる意味があるかどうかだ。カネ...
んでもって不当に逮捕され、24時間以上、中村警察署に勾留されていたYさん。逮捕されているあいだは、さまざまな人権侵害を受けている。知人もいる中村警察署の表玄関から取調室まで、衆人環視のなかで手錠に腰紐をつけられて歩かされた。本来は逮捕される事案ではないのに、逮捕されたことによる精神的苦痛、知人、友人に迷惑をかけたことは並大抵のものではない。で、このオトシマエをどうつけるか?不当逮捕を行った警察官を雇...
ここでもうひとつ問題になるのは、南仏具店側の歩道で停まっていたパトカーの存在。道路交通法で、緊急車両の条件としては、「サイレンを鳴らし、かつ、赤色の警光灯をつけなければならない」となっているが、例外として「警察用自動車が法第22条の規定に違反する車両又は路面電車(以下「車両等」という。)を取り締まる場合において、特に必要があると認めるときは、サイレンを鳴らすことを要しない」となっている。歩道に長時間...
で、Yさんが署名捺印を拒否した反則切符とは何か?これは簡単に言うと、道交法違反事件の処理を円滑に進めるために行う手続きである。つまり現場で違反者が違反を認めると、正式な裁判を経ずに反則金を払うことで略式で罰則が科せられる仕組みに過ぎない。で、違反を認めたくない場合は、署名捺印を拒否して正式な裁判を行うことができる。時間はかかるけど、おまわりさんだって間違いはあるわけで、正式裁判で正邪を争えばいい。...
昨年、12月26日午後3時ごろにおきた「一時停止即逮捕事件」。どんな状態だったのか説明しておこう。事件が起きたのは、四万十市具同の国道。南仏具店前の一時停止標識のある三叉路交差点。Yさんは車を運転して、土佐黒潮鉄道陸橋下を通ってこの交差点に差し掛かった。すると、パトカーが仏具店前の歩道に停車しているのが見えた。「何をしているんだろう?」と気にしながら、国道に入って左折してすすんだ。すると停車してい...
アメリカ大統領選挙から一夜明けた11月10日、自民党高知県連前で「TPP批准反対」「山本有二大臣はヤメロ」と抗議行動が行われた。急な呼びかけだったが約50人近くが集まった。基調報告にたった田口朝光氏(県労連委員長)が、アメリカ大統領選挙にもふれながらTPPの不当性を訴えた。日本共産党からは、松本顕治衆院高知一区予定候補が連帯のあいさつを行い、シュプレヒコールを行った。参加者の顔写真を撮影しようとしていた...
高知では8月には、20日に丸の内緑地公園でやることになりました。選挙の総括も兼ねてやります。...
さて投票日の宿題をはたそう。投票日の7月10日の自民党の新聞広告をみて、ビックリした方は少なくなかっただろう。ネットではユーチューブでの自民党の広告とあわせて「選挙違反ではないか?」「こんなの許されていいの?」の声が溢れた。【いいの?】参院選当日なのに全国紙の朝刊&ユーチューブに自民党だけ広告が掲載されていると話題に!で、江川紹子さんが総務省選挙課、新聞各社に問い合わせたのに学んで、筆者も高知県選挙...
棄権防止活動について書いておく。投票日当日はいかなる形でも、選挙運動(特定の候補者を当選させるあるいは落選させる目的での活動)は禁止される。ネットでもおなじことで、選挙当日の選挙運動は出来ない。それに対して棄権防止活動は投票日当日も出来る。電話やネットをつかって「選挙に行こう」と呼びかけることはできる。しかし○○事務所など、特定の候補者名を冠した書き込みは出来ないので注意が必要だ。では、街頭での棄権...
先の記事で予想記事をあれこれ解釈するのではなく、どう選挙戦に活かすかがポイントだと書いた。もう少し突っ込んで考えてみよう。予想記事を書くうえで各メディアは電話調査を行う。RDD方式というやり方だが、朝日新聞は「朝日RDD」という独特な方式を用いているが、固定電話をもっていない独身者は排除される。昔は、その地域の縮図となるようなサンプルを無作為に抽出し、固定電話がなくても(昔は固定電話普及率も低かっ...
いっせいに選挙予想記事が出始めている。「高知新聞」は、「改憲勢力3分の2強まる」「自民 単独過半数も」の見出し。「高知・徳島」では「中西優勢 追う大西氏」「関心高まらず最終盤へ」と立てた。「読売新聞」は、「与党海戦過半数へ堅調」「民進、苦戦続く」「1人区12選挙区で接戦」との見出しを立てた。「読売」は1人区について、徳島・高知は「中西と大西 互角に」との見出しを立て、序盤からの変化として、中西優勢...
「高知新聞」が比例候補のことを取り上げてくれた。日本共産党の春名なおあき候補と三ヶ尻亮子候補である。参議院選挙も衆議院選挙も地元新聞の取り上げ方は選挙区中心。これはそもそも戦前、郷土部隊の活躍を報じることで部数を伸ばしてきた新聞の宿痾の一つだが、広い視野から読者に情報を提供するためにも、比例選挙や国政について多角的に報じてほしい。その面からも、こんどの記事は画期的。その面から言えば、敵に塩をおくる...
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